父の辛そうな顔を見るのが人生で一番辛い事だった。
これを軸に私は自分のビジネスのビジョンを広げ、深め、豊かにしていきました。
私はね、こう思うんです。
やっぱり大人は輝いていなければならない。
大人は楽しそうじゃなければならない。
大人は何かに夢中になっていなければならない。
大人は笑顔でなくてはならない。
大人は自分の人生に責任を持たなくてはならない。
私の父がそうじゃなかったからそう思う…というのではありません。
父は成功し、立派に自己実現し、今ではとても明るく仕事をしています。
でももしその当時に、父が掲げた目標を達成するまでのプロセスをもう少し明るく、楽しくできるようサポートするサービスがあったらよかったのでは無いかと思うんです。
確かに仕事は辛い時もあります。
だけれども、それをカバーするテクニックはいくらでもあるんです。
例えば感情のメカニズムを理解し、実践する事。
自分らしさを発掘し、自分らしく働くこと。
自分の仕事の重み付けを自分でする事。
などなど、私は世界No1コーチであるアンソニーロビンズ氏のメソッドを学び、実践してきたからこそその効果を実感できるのです。
また、実際にプロのコーチとしてクライアントの悩みを解決してきたこと、日本の各地で講師として活動してきたからこそその必要性も感じております。
そして現代人だからこその大きな問題。
それは自分だけの夢や目標、志を持つこと。
物に溢れ、便利なサービスが氾濫し、何不自由なく暮らせる現代。
それゆえ私たちは自分だけの夢や目標を持つことが難しくなってしまいました。
なぜなら、昔であれば夢であった事が、今では叶えようと思えば叶えられる「現実的な目標」になってしまったからです。
ただね、こういう疑問ももちろんあると思うんです。
「果たして、そこまでして夢は必要なのだろうか?」
夢なんてなくても生きていける。
夢なんてなくても生活していける。
ええ、私もそう思います。
でもね、それでも私は夢は必要だと思うんです。
なぜって?
夢がなければエネルギーが沸いてこないからです
そのエネルギーとは「やる気」とか「テンション」とか「活力」とか呼ばれる、心のエネルギーです。
もしそれが無いとどうなるのか?
そのエネルギーは生きる上で必要不可欠な物です。
ですので、足りなければどこかからか調達し、補充しなければなりません。
それは人からだったり、本だったり、バラエティー番組だったりするかもしれません。
人によっては自己啓発セミナーに頼り、エネルギーをもらう事もあるでしょう。
しかし自分で自分のエネルギー源、「心のダイナモ」たる「夢」を持っていなければ、いつまでたっても他を頼らなければ補充できないのです。
人にエネルギーの補充を頼らなければならない-。
そしてそれこそが、私を苦しめ続けた「あの心」そのものだと思うのです。
そう、それは「依存」です。
自分で自分の夢や目標を持つこと。
それは尽きることなくエネルギーを生む「心のダイナモ」になります。
いつまでもエネルギーを人や物にチャージしてもらうのか。
それとも自分のダイナモを持ち、自己発電するのか。
私はフォトリーディングを受講して以降、300冊以上の本を読んできました。
Youtubeの私のフォトリーディング動画は、総再生回数10万回を越えます。
また、私はクリス岡崎氏のもとでアンソニーロビンズ氏のメソッドを学び、実践し、またそれを自分のビジネスとして提供してきた経験があります。
日本各地で講師を務めた経験もあります。
また、私は一人の研究者、エンジニアでもあります。
学会で8000人の中の50人にしか与えられない賞を受賞したこともあります。
会社でも11期連続でボーナスの査定が標準の2段階上を記録しました。
そんな私が自分の夢と志を乗せ、一つのメソッドを構築しました。
それが「自分学」です。
自分だけの夢や志を短期間で効果的に引き出す方法、自分らしさを引き出す方法、自分の過去の体験を克服する方法などを体系的にまとめたものです。
能力はある。だけれども夢は無い。
そんな私だからこそ組み上げられたものだと自負しています。
大人が自分だけの夢や目標を持ち、その過程を楽しんでいる社会を創る。
そのために自分学を広める。
そして利益を社会に還元する。
それが今の私の夢です。
だって、子供は大人が思っている以上に大人を見ているものだから。。
私には一つのヴィジョンがあります。
人生で一番辛かった事を思い出した時、もう一つ思い出した光景があるんです。
それは人生で一番かっこよかった光景です。
そしてそれは、やはり父の姿でした。
私の父は確かにつらい顔をする事がありました。
しかし、朝には必ずかっこいい顔をしており、「行ってきます」と言って颯爽と家を出て行きました。
月曜日が憂鬱だという人も多い中、父は全然違った。
家を出て行く時、決してふり返らないその後ろ姿は最高にかっこ良かった。
そしてその姿を玄関で見送る私たち家族がありました。
何が父のエネルギー源になっていたかは分からない。
それは家族だったかもしれないし、私の知らぬ父の夢があったのかもしれない。
だけれども、大事な事は、その後ろ姿がかっこ良かったという事。
私は朝、まるで遠足に行くかのように仕事に出かける大人を増やしたいと思っています。
そしてそれを見送る家族がいる。
そしてその後ろ姿を見て未来に希望を持つ子供がいる。
そういう朝の風景をたくさん広める事。それが私が見ているヴィジョンです。
これにて「夢無き男」は終了です。
夢は必ず持てます。
私は夢無き歴33年でしたが、持てましたから。
私の直近の夢は「自分学」を広める事。
私は「自分学」は心から必要だと思っています。
人はなぜ、一番大切な自分について学ばないのか。
そして自分について学ぶ究極は、自分から解放される事です。
健全に愛せば健全に離れていく。
私の大好きな言葉です。
そしてそれは「自分自身」にも当てはまると思うんですよね。
健全に自分を愛し、健全に自分から解放される。
そうしなければ純粋に人の事なんて考える事はできないと思うんです。
もっと認められたい…!もっと褒めてもらいたい…!
我欲が混じりながらのビジネスなんて、相手にとっては不快なだけだと思うからです。
このブログ、そしてFacebookでも自分学の内容を公開して行こうと思います。
健全に自分を愛し、健全に自分の価値を認め、健全に自分の能力を信じる。
そうして依存を断ち切った時に見える自分の本当の夢。
夢はエネルギーを生み、行動を促します。
そうした姿は誰が見ても輝いている!!
大人の輝きは子供にも必ず伝わります。
そしてそれを象徴する光景が、朝の「行ってきます」の光景です。
まるで遠足に出かけるかのように家を出る。
理想論かもしれない。
でも、それに近付く事は必ずできます。
私のメソッドならば、それをサポートする事が出来ると信じています。
間もなく「自分学」を公開して行きます。
黒瀧