夢無き男　その7

近い将来、自分の部隊に再編成があるかもしれない－。

その動きを敏感に察知した私は、もしそうなった時に「納得した」動きをしたいと考え、今一度自分のやりたい事を探す事にしました。

誤解無きよう申しておきますが、私は当時の仕事が好きだったし、上司にも恵まれていたと思います。

ただもっと多くの情報を得て、その上で私はきっと「納得」して仕事がしたかったのでしょう。

それが失ったエネルギーの源になると感じたのかもしれません。

私は来るべき時の事を考え、やりたい事がわかっており、かつ好きに動けるだけの実力も身につけるべく行動を起こし始めました。

まず手始めに行ったことは情報収集。

ビジネス書をよく読むようになったんです。

しかし1冊読むのに時間がかかりすぎる…。もっと効率のいい方法は無いものだろうか…。

そこでふと思い出したのが、以前読んだことがあった「あなたも10倍早く本が読める」でした。

私はもう一度その本を読み、受講する事にしたんです。

それが私がフォトリーディング短期集中講座を受講した経緯でした。

やりたい事を見つけるために、そしてそれを叶える実力をつけるために。