娘が昼寝をしている際、妻が今のうちにと買い物に出かけていった時の事です。
私と娘は仲良しで、休みの日はいつも楽しく遊んでいます。
そんな様子を見て妻は、娘は寝たばかりだし、起きても私がいるからと思い買い物に出かけました。
私も特に問題ないと思い、いいよいいよと見送ったのでした。
そして小一時間ほどたった時の事。
娘がむくりと起き上がりました。
私は「おお、起きたか」と抱っこしようと思ったのですが、娘はそれを拒否。
きょろきょろと「おかあさん?おかあさん?」と妻を捜しまわり、いないとわかるともうギャン無きです。
やば!!と思い、アイスや大好きなトトロのDVDでつろうとしましたが全く聞かず。
お母さんお母さんともう泣くわ泣くわ。
幸い妻はバスで家に向かっており、私は娘を連れてバス停に迎えにいく事にしたんです。
しかしその間もかたくなに手をつなぐのを拒否。
いつもはあんなに仲良しで、積極的に手もつなぐし抱っこもせがむ娘なのですが、それを一切の拒否です。
ひたすら泣き続け、よたよたと歩き、バス停に向かいました。
そして道中、こちらに向かってくる妻を見つけるやいなやかけより、抱きつきながらまたわんわん泣いていたのでです。
ふう、やれやれと思い、しばらく彼女が落ち着くのを待ちました。
そしてその後、すっかり安心したのか、今度の私の手を握りニコニコ笑顔で遊ぼう、遊ぼうと言い出したのです。
私はこの時、ホント実感しましたね。
ああ、母親と父親は役割が違うんだなと。
大別するならばこうではないでしょうか。
母は安心担当、父はワクワク担当
ではないかと。
まずは母の愛で心の安心を確認し、その上で父と一緒にワクワクする。
やはり母親に勝る安心感はないのでしょう。
これを手に入れてからワクワクすることをする。
そのワクワク担当が父の役割の一つなのかなと思います。
神様はうまいこと役割分担したもんだ!!