つい先日の事。
出張先の会社のロッカーを掃除していた際、とある小さな物が出てきました。
気付かなかったふりをしてその場に置いておく事もできますし、せっかく掃除しているのだからと捨てる事も出来ます。
それは明らかな不用品でしたので、私は捨てる事にしました。
ところがその後、私はとても驚愕してしまう事になるのです。
先に申しておきましょう。
出てきたものはホッチキスの針一つです。
これ↓
さて、それを捨てようとした分けですが、いざ捨てようとすると色々な事が頭の中をめぐるわけです。
・金属ゴミを捨てる場所はどこか
・捨てる場所が分からないなら、優先順位を下げて他のゴミから処分すべきか
・金属ゴミを捨てる場所を聞くにも、誰に聞いたら良いのか
・このままポケットに入れて持って帰るのはどうか
・不燃物のゴミ箱があるが、見ればビニールゴミしか捨てられていない。それでも捨てるか。
・そもそも他社にいる私が、金属用のゴミ箱を探しにうろうろして良いのか
・ポケットに入れたままだと忘れてしまい、妻がそのまま洗濯してしまわないか
・他にもあるかもしれないので、まずはどこか適当な場所に置いておいてもいいのではないか
そう、驚いた事に私は、
たかだかホッチキスの針1つに、大よそ5分も身動きを止められてしまったのです。
それに気付いた時、愕然としましたね、私は。
ああ、人は知らない事、分からない事に直面すると、こんなにも身動きが取れなくなってしまうのかと。
あとプランを決めず、ただ何となく行動を起こしていたとしても、身動きを取れなくなるなと感じました。
この時はたまたま意識して動きが止まっている！と気付く事が出来ましたが、日常生活ではきっとこういう事が頻繁にあるのではないかと思います。
ただ気付いていないだけで。。
だってホッチキスの針一つで身動きが取れなくなるんだから、気付かないうちに色んなところで時間をロスしてしまっていると思うんですよね。
なので、それを回避するためにも、日頃から色んな事を事前にちゃんと決めておくことだと思います。
それは仕事の段取りであるかもしれないし、物の置場であるかもしれないし。
何事も無意識でやっていてはいけないという事ですね～。
自分で自分にびっくりした事件でした。