自己分析について、これまで

・ブレインダンプで脳のたな卸しをする事
・出てきた項目を分類分けし、自分の傾向を知る
・優先順位をつけ、やるべき事を絞る

の手順を踏んできました。



そして今回行う事。それは



深く掘り下げる事



です。



例えば私の場合ですと、ブレインダンプの結果は仕事の事だらけでした。


もっと認められたい。
もっと能力を発揮したい。
もっと給料を上げたい。


などなど。。



ブレインダンプ後の分類分けにより、私は仕事についてこんなに悩んでいるだと実感しました。
そして、私は仕事に関する能力を上げる事を、優先順位の一番としました。



さて、ここからはさらに深く掘り下げて考えていきます。


使うテクニックは



なぜなぜ分析



というものを使います。



この手法は、ロジカルシンキングでいうWhyツリー、豊田方式でいうなぜ5回と呼ばれる手法ですね。


つまり、一つの事に対し、


なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?・・・


と深く深く掘り下げて考えるテクニックです。



ここで深く掘り下げていくものは、分類分け時の大きなカテゴリとします。

例えば私ですと「仕事系」ですね。




なぜこんなに仕事で認められたい?

仕事にやりがいを感じたいから

なぜやりがいを感じない?

興味を感じない内容だから

なぜ興味を感じない?

面白みを感じないから

なぜ面白みを感じない?

人のためになっている実感がないから

なぜ人のためになっている実感が欲しい?

人に感謝されたいから

なぜ感謝されたい?

働いてる実感が欲しいから

なぜ今の仕事ならば感謝されない?

客との接点がないから

なぜ客じゃなければならない?





チームのメンバーからの感謝でもいいかもしれない!!




なぜなぜ分析後、得られた結論は


チームのメンバーからの感謝をもらうことにより、仕事をしている実感が欲しい。


という事になります。


なぜここまでして掘り下げなければならないかというと、モチベーションを維持するためです。


忙しい日常で、眠い目をこすりながらがんばるには、ここまで深く掘り下げた明確なモチベーションを持つ必要があります。


後で必ず「あれ?俺何でこんなにがんばってるんだっけ?」という瞬間はありますから、そこで踏ん張るためにも必要なのです。


また、大事なコツとしましては、主語を全部自分にするという事です。


例えば



なぜ人に認めてもらえない

○○が足をひっぱるから

なぜ○○が足をひっぱるのか

△△がいらない事言うから

なぜ△△はいらない事いうのか

△△の性格が悪いから

なぜ△△の性格は悪いのか








これでは誰の分析をしているのかわかりません。




人も、会社も、社会も、国やも、環境も、違います。
必ず主語を自分にして考える。
あくまで「自己」分析なのですから。。
そうしないと何を分析しているのかわかりません。


・・・・


なぜなぜ分析をする事で、自分がどうしてその事に対してモヤモヤしているのか、ある程度の原因を突き止める事ができます。


それは必ずしも本当の原因をではないかもしれませんが、それでも第一歩を踏み出す事が肝心です。



なぜなぜ分析でモチベーションを確保した後、次は具体的に何をやるかを決めます。


ただし、これはすでにブレインダンプでいくつか出てきていますから、その中から現実的にやれそうなことを一つ選びましょう。
(まずは一つでいいです。潜在意識は急激な変化を嫌いますから。。)



そして何をやるかを一つ決めた後、次にするのが


「スケジューリング」


です。


Nexr>> 05.スケジューリングをしよう