さて、前回はこの本の内容を実際にフォトリへ役立てたという記事でしたが、
今回はようやく書評に移りたいと思います。
●速読・・・ポイントの拾い読み(フォトリで言う10%のキーワード)
●通読 レベル1・・・全体を通して読むが、知識を得るという目的+読書自体を楽しむ、味わうというニュアンス。
●通読 レベル2・・・その本のロジックをしっかり学びながら読む。レベル1との違いは、読む本のロジックの重さ・深さ。
●熟読・・・深く読みこむ。自らの考えをメモる。リファレンスを参照しながら深く理解するレベル。
●重読・・・自分の心の成長、哲学の形成のための本を何度も何度も読み返す。
この理屈でいうと、フォトリーディングの手法であるスーパーリーディング+ディッピングは「速読」にあたる内容把握レベルでしょうし、高速リーディングは「通読レベル1」の内容把握レベルなのでしょう。
また、マインドマップ化することで通常の速読や通読レベル1よりは深く理解する事ができるのだと思います。
最初に「どの程度のレベルで内容を把握するか」を決め、それに適した方法で活性化したらよいのだと思います。
また、私自身この本でためになったのは、
◆自ら仮説を立て、検証しながら本を読むこと
これはフォトリーディングの神田さんのセミナーでも言っていました。
神田さんは活性化の前にトリガーワード(サマリーワード)を使って仮説をたてるやり方を紹介してくれました。
◆重たい本をしっかり読み込む
ん~、そういえば7つの習慣が買ったはいいけどずっと本棚に眠りっぱなしです。。
ここらでいっちょ読んでみようかな。
私なら重たい本は、まずは「速読」のレベルで全体を把握し、その後に各章ごとに活性化しなおしながら読み込みますね。
◆自分にとってなじみのない分野は、入門書→専門書→入門書にもどる事で理解が深まる
などでした。
繰り返しになりますが、私はこの「これからする読書において、最初にどの程度の内容を把握するのか決めておくこと」は、
自分にとってフォトリーディングの目的設定に非常に役立つ考え方でした。
これを決めておかなかったことで、
・読後に不安感が残る(ホントに必要な情報を全て活性化できた?)
・どれもこれも重要な単語に見えてしまい、活性化に時間がかかりすぎる
・マインドマップのブランチの数が多くなりすぎる
などの事が起こりました。
でも最初から「速読レベルで把握する」と決めておけば、例え抜けがあってもある程度納得できます。
なぜならそのレベルで把握する事が目的なのですから。
しかし、今回も書評と言うよりは、この本の内容をいかにフォトリーディングに応用するかという内容になってしまいました。
でもまぁ私がこの本を読む目的が、フォトリーディングへ役立てるためでしたからご勘弁を。
それにしても、終わってみれば自然と目的にあった内容をインプットできてるから、やっぱりフォトリのシステムはすごい。
読書前の目的設定は非常に重要ってことですね
読書前に「この本の内容をどの程度まで把握するのか」を決めること。
この発想をまだお持ちじゃない方でしたら、この本はお勧めですよ♪
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※この記事の内容は「フォトリーディングについて」 カテゴリのSTEP2に詳しくまとめました。
よろしければご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/kuro_ability/archives/50238418.html