
自作のギター、ベース用のプログラムスイッチャーです。
ループ機本体とスイッチャーが分かれています。
ループ機本体のフロントパネルには最大4ループのセンドリターン端子、DC9Vのパワーサプライ端子が8個、インプットとアウトプット端子

そしてバックパネルにはアンプからのセンドリターンを繋ぐ端子とアンプのチャンネルを切り替えるCHANNEL端子が付いています。

本体の内部に設置してあるDIPスイッチによって4系統のループの設定とアンプのチャンネル設定を任意にプログラムできる使用になっています。
パワーサプライの8個の9VOUTは大容量コンデンサで平滑、レギュレーターでリップルノイズを除去したノイズレスのクリーン電源になっています。
内部の配線はBELDENのケーブルを使用、ループセクションは全てロジック回路を採用したクリックノイズレスのリレー方式で組み上げました。
ループを使用しない時はトゥルーバイパスで出力されるので音質の劣化もないです。
続いてスイッチャーの使用の説明です。

4つのスイッチが付いていてループ機本体でプログラムして割り当てられたスイッチを押すと瞬時に使用するループとアンプのチャンネル設定に切り替わります。

このスイッチャーは12Vの電源のみで駆動可能です。
実はスイッチャーとループ機本体を接続する端子が付いていません。
普通はこういった機械の場合MIDI端子が付いているのですが今回は無線使用にて制作しました。
分かりやすく言えばMIDIをワイヤレスにしてしまいました。
こうすることによってコンパクトエフェクターがぎっしり詰まったエフェクターボードを足元に置く必要はなくアンプの裏などに設置して実際足元に置くのはスイッチャー部分のみ。
市販のスイッチャーでしたら足元にはエフェクターボードを置く必要がありますし歪をアンプで作る人はセンドリターンでアンプからの長いケーブルを足元まで引っ張ってきたりして足元はグチャグチャ、おまけにセッティングにも多大な時間を費やします。
しかし本機はMIDIケーブルさえも繋ぐ必要がないのでライブ時、足元にケーブルが一本もなくステージが広々と使えます。
そしてなによりもアンプの側にエフェクターボードを置ける事によりアンプ間のセンドリターンで長いケーブルを使用する必要がないので音質共に向上します。
制作に約一ヶ月かかりましたが作った甲斐がありました。
このスイッチャーを作る前は予算10万円くらいで市販のワイヤレス式のスイッチャーを買う予定でしたが調べてみるとまだどのメーカーもこういったスイッチャーは発売していなったみたいだったので、それでしたら自作しかないと思い制作しました。
今後はこういったスイッチャーが大手メーカーから発売される事を祈っています。
