ドル上昇、81円台後半=輸入企業が買い〔東京外為〕(10日正午) | 金融-FX

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 10日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、五・十日要因の輸入企業による買いなどを背景に引き締まり、1ドル=81円台後半に上昇した。正午現在は81円73~74銭と前日(午後5時、81円31~35銭)比42銭のドル高・円安で推移している。
 朝方は海外市場の流れを引き継いで81円台半ばで取引が始まった。バーナンキFRB議長のアトランタ連銀主催会合での発言が伝えられたが、「金融政策に関する目ぼしい内容はなかった」(大手外銀)として反応は限られた。
 仲値にかけては、「輸入企業の買いがやや多く、投機筋のストップロスが巻き込まれた」(信託銀行)といい、一時81円86銭前後まで上昇した。「一部に日銀の追加緩和を期待して円を売る動きもあったようだ」(大手邦銀)という。ただ、その後は本日の決定会合の結果を見極めたいとする気分が強まり、伸び悩んだ。
 市場では今回よりもむしろ4月27日の次回会合での緩和を本命視する市場参加者が多く、バークレイズ銀行の山本雅文チーフFXストラテジストは、「それまでにいったん81円割れを目指す可能性が高い」としている。
 ユーロは対円、対ドルで上昇。前週末に発表された3月の米雇用統計が不振だったことから、ドル安・ユーロ高が進んだ。「午前中は株価が堅調だったこともユーロを支えた」(外為どっとコム総合研究所・神田卓也氏)という。
 正午現在は1ユーロ=107円40~44銭(前日午後5時、106円35~35銭)、対ドルで1.3141~3143ドル(同1.3075~3076ドル)。(了)
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