息子は小学3年生から野球をはじめました。

中学でも野球部に入り、高校でも野球部へ入部。

公立高校だけど、野球部は人気があり上手な子達が集まりました。

 

期待されている野球部は他の部活と桁違いの練習量。

朝練、昼休みのグランド整備、放課後練習と忙しいけど、良い仲間に恵まれ

息子も一生懸命頑張っていました。

勉強する時間が無く、成績がいまいちでしたが、先生たちからも「野球部だからしかたないよ」

って言われてました。

 

そんな息子の様子が変わったのは高校1年の終わりころ。

指導者のやり方が不満らしく、めったに愚痴を言わないのに

「非効率な練習方法だ」「指導が理不尽すぎる」とこぼしていました。

日に日に笑顔が消えていき溜息ばかりついている姿に心配になりましたが、

社会に出れば理不尽なことに出会うもの。社会勉強かな。と様子を見ていました。

 

2年生になり、息子は「野球部を辞めたい」と言い出しました。

夫は途中で部活を辞めるのに大反対。

夫は私のことを甘い親だと思っています。

私は笑顔がない高校生活でいいのかと、徐々に夫を説得。

「努力家のYが、夢中で打ち込めるものを失って抜け殻見たいになっているよ」と。

そのころ、野球部の数名が辞め、ピッチャーの父親が

「大事な息子をあんたに任せられないから野球部をやめさせる」と学校に怒鳴り込んだという噂を聞きました。

 

そんな状況もあり夫も徐々に納得し、息子は野球部を辞めました。

私は部活を途中で辞めさせたことで、担任からも甘い親だと思われているだろうと考えていましたが

以外にも担任の先生は「Yが野球部を辞めて良かったです。笑顔が戻って成績が急上昇しています」

と言われました。

息子の成績はその後、学年最下位レベルからトップレベルまで上がりました。

本人は野球をやめたことに対して、成績を上げることでけじめをつけたかったんだと思います。

 

部活を辞める時、子供も親も悩むと思います。

でも、嫌なことに無駄に時間を費やすよりも、前向きに取り組めることに時間を使った方がいい。

我慢も時には必要だけど、環境が悪ければ環境を変えるのも悪くはない。

「逃げるのは恥だが悪くはない」ってやつですね。

 

私は、野球部の仲間がいい子達だったので、部活を辞めると繋がりが無くなってしまうのがもったいないと

思っていましたが、高校卒業後も野球部の仲間に誘ってもらって遊んでいます。

我が家では部活を辞めて良かったと思っています。