中国大使館(東京都港区)の敷地内に侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕され不起訴処分(起訴猶予)となった天安門事件の学生運動指導者、ウアルカイシ氏(42)が9日、東京都内で会見し「日本国民に迷惑をかけたが、仕方がなかった。今後も中国政府との対話を求める」と話した。

 ウアルカイシ氏は天安門事件から21年となる4日、中国大使館前のパイプ柵を乗り越えて敷地内に侵入し、現行犯逮捕された。会見では「21年間会っていない両親に会おうと思った。中国政府との対話が目的だった」と説明し、「中国政府は天安門事件がまだ終わっていないことを認識してほしい」と訴えた。

 ウアルカイシ氏は短期滞在の在留資格で入国しており、早ければ今週末に亡命先の台湾に帰るという。

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 最高検のまとめでは、裁判員裁判で起訴罪名より軽い罪が適用されたケースは過去3件あるが、殺人罪の成立が認められなかったのは初とみられる。 

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 ◇動く、話す…目標は製作費30万円以下

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 社員わずか3人の「ロボット」製作会社が、注目を集めている。蕨市錦町の「リトルアイランド」。出演者そっくりの人形がテレビ番組や映画に出演したりと大活躍し、さらに会話機能などを搭載したロボット版が海外のメディアで紹介され話題になった。小池浩昭社長(44)は「クローンロボットの開発が究極目標」と夢を広げている。

 ロボット開発のベンチャー企業に勤めていた小池社長は、同僚だった味岡義孝さん(36)を誘い、08年7月に会社を設立。富裕層を狙い「1体4万~10万円ほどのそっくり人形」を製作、口コミで人気が広がった。すべて手作りで1体製作に3日以上かかるため、注文から納品まで3カ月待ちの状態。

 昨年2月には都内のイベントに、音声に反応して話したり、音楽に合わせて踊ったりする機能を持つ花嫁姿のロボットを出品し、英、米、ロシア、中国など10カ国以上の約100社から取材が殺到した。

 同社の事務所玄関では麻生太郎前首相そっくりのロボットが訪問者を迎える。センサーが人を感知すると「こんにちは」と声をかけ、手を握ると「ありがとうございました」と反応する。

 店頭での客の呼び込みや、高齢者の話し相手になったり、ネット経由で買い物・注文ができるロボットなどを企画している。1体30万円以下での製作を目指し、大量生産のノウハウを研究中だ。小池社長は「そっくり人形の技術は確立したので、今年はロボット開発に全力をそそぐ」と話す。【鴇沢哲雄】

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