日本一広い琵琶湖。その中央部よりやや南にある唯一、人が住む沖島。

島内には自動車がなく、エンジン付きは耕運機だけ。
交通手段は自転車で道は狭く、まったく別世界に飛び込んだようです。
三輪タイプの自転車が多いのは荷物を運ぶためでしょうか。

人口450人。一家に一隻の舟を所有しており、
島人は1.5km先の対岸の堀切新港までは自家用舟を使用し、
そして専用駐車場でマイカーに乗り換えるようです。


私が訪れたのは昨年3月。比叡下ろしの風が冷たい日でした。
京都に所用があり、午後に空いた時間を利用して沖島へ向かいました。

新堀新港の近くの駐車場に車を置き、港まで湖岸をウオーキング。
乗船客は10人ぐらいで観光客らしき人は3人。

10分程度で沖島に上陸。狭い平地に家屋が密集しています。
少し行くと沖島小学校。その校庭を横切って島の最北端まで岸辺の小道が続きます。
小さな岬を回ったところで途切れており、そこに弁天神社が鎮座。

ここの階段に腰掛けてひとり「柿の種」をムシャクシャ食べたのですが…。
あまりにもカッコ悪い、侘しい姿でした。

2時間あればゆっくり回れます。
写真やスケッチの趣味の方にはもってこいの島だと思います。

余談ですが、帰りの船着場で会ったご夫婦にチョコレートをいただきました。
その方は何と上場会社の創業者。とても感じのよい方でした。
チョコをもらったからではありませんよ。


まったく観光化されていないのがいい。
案内板もなく、排気ガスもなく、のんびり時間の流れを楽しむのなら最高のスポットです。

またこの素朴さを味わいに行きたいなぁ~。

遠くに雪の比良山系が見えるのです。