4件の発表…というか4名のM2のJHESリハーサル。
個人的には、全体的に完成度はまだまだだと感じた。
#とはいえ私の頃も似たようなものか。
1件目は楽曲を高速生成してデータベースを構築する研究。
楽曲を高速生成しないといけないのに、楽曲の生成速度に関する実験データが不十分だったので、少し危ない気がした。
2件目は有限差分法などのFPGA実装に関する研究。
まだ提案手法をC言語ですら実装・評価できていないという進捗状況なので、予備実験のシミュレーション結果を発表するっぽい。
研究開始時に指導教員から指定されたFPGAボードがマニアック過ぎて、使いこなそうと試行錯誤して日数をかけすぎたから仕方ない。
3件目は機械学習で行列計算の実行時間を予測する研究。
訓練データを集めるのに時間がかかったらしく、研究の進捗がよろしくないので内容も少なめ。
かつ図表が少なく文字ばかりなので、プレゼン的にもよろしくない。
指導教員は、JHESで発表させるよりもとにかく研究を進めるように指導するべきだった(確信)。
4件目は光NoCに関する研究。
今回の4件の発表の中では唯一、提案手法があり、実験によって評価していた。
課題があるとしたら、先行研究との比較と、理論寄りの考察あたりかと。
2件の発表。
1件目は光NoCの研究。中間審査のリハーサル。
内容のボリュームは十分だと思った。
一部のメンバーから十分な理解が得られていないためか、わかりやすくなるのかよくわからないスライド改善案をたくさん挙げられていて可哀想になった。
2件目はNIDPSのFPGA実装による高速化の進捗報告。
前回のゼミからの差分が小さすぎた。
2件の発表。
1件目は楽曲の自動生成と電子指紋に関する研究。中間審査のリハーサル。
留学生ということで日本語が多少不安だったり、定量的な評価が不十分だと思ったりはしたが、全体的に何かをやっている感は出ているし、課題研究ということもあるし、審査員から許してもらえる…か?
2件目は光NoCの研究。こちらは発表等のリハーサルではなく進捗報告。
今まで焼きなまし法で最適解を出そうとしていたのを、遺伝的アルゴリズム(GA)でやってみたという内容。
GAをわかりやすく説明してくれていて面白かった。でもパラメータ(メッシュの各ノードのグループ分け、突然変異の発生率など)の決め方は確かに難しいね。
2件の発表。
1件目の発表は、楽曲の電子指紋の研究。
今回は、MIDIを自動生成するプログラムを改良したのと、電子指紋をWAVファイルから抽出するプログラムを実行してみたらしい。
個人的には、MIDI→WAV→電子指紋の一連の変換処理にかかっている時間を、1つの図表にまとめて整理してほしいと思った。
あとMIDIを自動生成するプログラムは、たまにOSがハングするくらい危険な不具合が発生しているらしいので、早く原因を取り除けないようだと死活問題になるかもしれない。
(ただ、そういうのは報告されても私らはほとんど助けることができない)
2件目の発表は、GPU上での行列計算の実行時間の予測に関する研究。
予測に機械学習を使いたいので、今回はPythonのランダムフォレストのライブラリのチュートリアルをやってみたらしい。
…が、なかなか研究目的に直接関係する実験システムを構築できていないので、本人が言うように、進捗がヤバいのは明白。
JHESの論文なんて書かせている場合ではなかったのではないか。
1件の発表。
信頼できないネットワークストレージをなんとか信頼できるようにするための冗長化に関する研究。
今回、遠隔のストレージに対してsshとscpの動作確認をしたという程度で、進展は少なめだと感じた。
パスワードを自動入力するためにexpectを使うのに苦戦していたらしい。
あと発表者が半年前に提案した手法の利点に関して、なんか指導教員から唐突に掌返しされていて、少々気の毒だった。
1件の発表。
GPUで疎行列の連立一次方程式を高速に解く研究について。
前処理時に、並列化しつつ、行列を4つに分けて、それぞれの部分で誤差の収束しやすさが違うことから、それぞれの部分で反復数を変えてみる手法を提案し、精度と演算時間について評価していた。
先輩の博士論文公聴会を聴いてきた。
場所はコラボ6。13:04開始。50分後にベル1回、60分後にベル2回。14:01発表終了。14:08質疑終了。学生退出。
学生からも質問は可能だが、同じ研究室の学生ばかりだったので質問は出ず。
【教員からの質問】
Q「評価の所で出てきた「MMN」とは何か?」
A「他人のネットワーク。Midimew connected Mesh Network」
同じ研究分野の3大学6研究室での合同ゼミに参加した。
発表は2件。
1件目はONoCの研究発表。
最適な配置の例をプレゼン中に図示していたので、前回よりも納得しやすいプレゼンになっていた。
2件目は浮動小数点データの圧縮に関する研究発表。
Extrapolation(前回のデータから次回のデータを予測)とInterpolation(前回のデータと次回のデータから現在のデータを予測)を組み合わせた手法によって圧縮率を上げていた。
懇親会費は1000円。
良心的な価格設定ではあるが、ほぼ強制参加で、断ろうとすると教授が猛反発する。
掲題の件、自分自身を振り返ってみました。
他の学生は、また別の理由があると思います。
- 良い実験結果が出せていない
- 指導教員が嫌いで、業績や名声を上げることに加担したくない
- 毎回似た内容の論文を、1から作文し直すのが疲れる(著作権的な理由)
- 学位を取ったところでほとんど役に立たない
私の場合、最大の理由は1です。
まず良い実験結果を出さないといけないのに、それができていません。
おまけに、うちの指導教員は学術的・技術的なアドバイスをしないで、締切までに論文を書けと押し付けてきます。
指導教員がそのようなスタンスでいる理由は、おそらく、良い実験結果が出ていなくても良く見せようとすることに自信があるからです。
ただ、さすがに良い実験結果が出ていないと論文を書くのも良く見せるのも難しいようで、執筆と添削とその指摘対応の負担が大きくなります。
その結果、実験をする時間が削られていくという悪循環があります。
私としては、小手先の見せ方の工夫なんかより、学生の学力や技術力を向上させることを優先してほしいと思っています。
論文の書き方や見せ方の工夫だけを学びたいのだとしたら、私は大学には入学していません。
掲題のようなことを私に言ってきました。
予定を勝手にすっぽかすのは、少なくとも日本では非常識なので、怒る気持ちはわかります。
が、私はそんな約束をした覚えがありません。
思えば、これまで、他の学生(私が知るだけでも2名)に対しても、学生に覚えのない打ち合わせの予定をでっち上げていたことがありました。
おそらく、学生ではなく指導教員の記憶が変になっているのだと思うのですが、今後も似たようなことでお叱りを受けるのだとしたら困ったものです。