約2年前に、大学病院での術前検査の一つとしてやりましたカプセル内視鏡をやりました時に小腸で出血っぽい所見と腫瘍らしき病変が2つほど見つかり、十二指腸NETの小腸転移の疑いがかけられたため1泊2日の小腸ダブルバルーン内視鏡をやりましたが、その時は、やっぱり手術は無理なのかも?と諦めかけはしましたが実際は大丈夫でしたし、そして、非常に肝を冷やしたということもありましたがw検査で小腸まで診るという機会が少ないと思いますだけに、小腸ダブルバルーン内視鏡は珍しい検査なのかなとは思いますが、自身の検査の記録のためと、そして、これから小腸ダブルバルーン内視鏡を受けられます方に少しでも参考になればと思いまして記してみたいと思います。

 

ちなみに、小腸ダブルバルーン内視鏡は何メートルもあります長い内視鏡の先に、狭くて長い小腸内で全身後進をするための風船みたいなものが取り付けられていまして、その風船を交互に膨らませて操作しますことで、まるで尺取虫みたいに動きながら小腸内を診ることができる内視鏡です。

 

まずは、検査前日は水分系は大丈夫ながら夜8時から絶食になりまして、そして当日は、入院のため朝10時に来てくださいとのことでしたので、10分前に病院に入りまして入退院センターで手続きを済ませて病棟へ向かったのですが、思えばこの時が大学病院での初入院でした。

 

この時に入院しました病棟は消化器内科と第一外科、そして、呼吸器外科の病棟だったのですが、看護師さんに案内されながら、どこまでも続く病棟の長い廊下に驚きつつも病室に入り、色々な説明や血液検査、あと、EUSの時みたいに点滴のラインを取ったりしまして待つこと16時ぐらいに内視鏡室に呼ばれまして、喉のための麻酔としまして、苦くてドロッとしましたキシロカインを約3分ほど喉に溜めたりなどの前処置をしていましたが、ここまでは通常の胃カメラと同じでした。

 

検査は、透視下でやりますためかX線機器があります内視鏡室でやることになったのですが、自分は内視鏡時の麻酔というか鎮静剤が効きにくいので、看護師さんに鎮静剤多めでお願いしますと伝えながら入れてもらいますも、いざ検査が始まりますとやっぱり効きにくくて目覚めてしまいオエオエやっていたのですが、しかもそれがわりと長い時間だったので本当にキツかったですしwそれから、意識が飛び飛びになっていましたり、気が付けば病棟にいたことを考えますと途中で鎮静剤の量を増やしてくれたんだと思います。それにしましても、今までの内視鏡検査の中で一番キツかった気がしました(^^;(笑)

 

ですが、内視鏡系によります鎮静剤は、効く方にはしっかりと効きますので安心していただきたいなと思います(^^)

 

検査前に、看護師さんから検査後病棟に戻って来て目覚めましたらナースコールして教えてくださいねというのを聞いていましたので看護師さんを呼びましたら体調などのことを聞かれましたり、あと、まだ鎮静剤が体に残っていると思いますし、一人で歩行するのはちょっと危険なのでトイレなどに行きます際はまた教えてくださいねということでしたし、あと、膵炎になったりする可能性もありましてまだ絶食ではありますが、水分はもう取っても大丈夫ですとのことでした。

 

2日目も点滴が終わるまで相変わらず絶食で、点滴が終わってから1時間もしないうちに自分の術前検査としましての内視鏡検査を担当してくれていました消化器内科のO先生から説明がありまして、小腸内での出血は実際には無かったですし、腫瘍病変らしき腫瘤の方も、生検をしてみましてもがん細胞やNETに関するものが出て来なかったですし、単に小腸内のリンパ節が肥大して表面に出てきただけだったみたいですねとの説明を聞きました時は、こんなこともあるのだなと感じつつも本当に安心しました。

 

そして、また別の日に最後の検査となりますEUS(超音波内視鏡)をやりまして、入院本番、膵頭十二指腸切除を受けるという流れとなりました。