この日の午後、医局の先生から経過も順調で膵液漏ももう心配ありませんし、腹部の管を全部抜きますからということで、この時にまだ腹部にありました残り2つの管を全て抜去し、膵液漏などもありましたせいで長かったですが、晴れて自由の身になれました。

 

相変わらず抜く時は痛みは全然なかったですが、ただ、膵臓の方を抜きました時に膵液が少し腹腔内に漏れてしまったようで、腹痛自体はありませんでしたが白血球が再び10000を超えてしまいましたリ、3日ぐらい発熱を起こしてしまいましたし、再び抗生剤の点滴を入れることになりましたが、主治医のT先生曰く「抜去熱」というもので、膵臓に入っていました管の抜去時によく起こりうる症状で、心配ないものだそうです。

 
その後は、最初の部屋で一緒になり親しくなった方達に報告に行きましたリ、そして管が取れたということで、リハビリで心拍数を保ちながらのエアロバイクが始まったりもしました。
 
あと、カテーテルの入り口が濡れないようにと、シャワーを浴びる前はいつも看護師さんに医療用防水テープで養生してもらっていましたし、管が引っ張られて痛くならないようにとか、抜けないようにとか細心の注意を払っていたのですが、もうそんなことは気にしなくても良くなりましたので気持ちよくシャワーを浴びられたり、夜寝ています時も、寝がえりの時とかも気を使わなくてよくなったので、管が無くなってからは、やっとちゃんと眠れるようになったと思います。
 
食事の方ですが、この時期はもうお粥ではなく普通のご飯が食べられるようになっていました。
全粥になってからは教授から「脂っこいもの以外は何でも食べていいですよ」と言われていましたし、看護師さんからも「食べられる量が増えたことを先生達にアピールすると、栄養の大きな点滴が早く外れますよ」ということを聞いていましたので、それならばと、初めは院内のコンビニでゼリーやプリンを買って来て、間食というかおやつで食べていましたし、それが大丈夫ですと、お腹の調子を見ながらシュークリームとかポテトチップスを食べましたリ、ゆくゆくは、サンドイッチや冷たいそばが食べられるようになっていたのですが、看護師さんのいうとおりで、そういうことを回診時に報告していますうちに思ったより早く点滴が外れたのではと思います。