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文学部の学舎地下にある学生食堂である日、同じ研究グループの仲間が集まり、昼食を摂っていた。アルバイトの話になり、瀬戸内が
「皆どんなアルバイトしているの?」
「関西通販で商品管理してる」と佐伯が答えると、
「喫茶店でウエイター」と原、
「キャバレーで清掃の仕事しているよ」と山本が言うと皆一斉に、
「一体どんな仕事してるのよ、いやらしいね。」
などと言い始めた。山本が面接の日のことなどを言い始めた。
「『アルバイト求人』を見て時給がいいし仕事に興味が湧いたから行ってみたんだ。面接へ行ってみると、古い4階建てのビルの2階。ノックをして入室してみると、なんと!部屋の中に、「仁義」と言う文字を太い毛筆で書いた額が掲げてあるのが、まず最初に目に飛び込んできたよ。そして、その事務所には男の人が一人だけ。大きな机にいるその男が、室内にもかかわらずサングラスをかけ、口ひげをはやし、スキンヘッドでしかも真っ白のスーツを着ているのを見て、まずいなと思ったんだよ…」