魔術
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「アッハッハッハッハッ、ただの御曹司なんかといつまでも付き合わないわよ。」
言いたい事を言う京子に雄一はきつい視線を向け始めた。
「これプレゼントにせがんで買わせたのよ。何か買ってやるっていうから…。金持ちの息子だって言うから。」
京子はそう言いながら雄一にシャネルの香水を見せた。
「その御曹司の拓也と言う男にか?何人付き合ってんだ?」
「私はね、一人よりいろんな男性と付き合って、そして良い相手を見つけることにしてるの。フッフッフ…アッハッハッハッハッ、なのに自分だけにしろって言うから…」
「当然でしょ。これ位のプレゼントなんか。アッハッハッハッハッハッ。」
「それで、いつまで付き合うんだ、その拓也と言う男と?」
雄一の問いに対して京子は、
「もう別れたわよ。フッフッフッフッ。さっき別れてきたところ…。こんなプレゼント位で結婚なんて考えないわよ。あーあー誰かいい男いないかしら。誰かいい男いたら紹介してよ、付き合ってもいいから。」
