アホみたいに暑い日が続いておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?
どうも、月光天使でございます☆
梅雨明けもまだだというのにどういう事なんでしょうな?
これで梅雨が明けたら・・・なんて思うと先が思いやられます。
さて、今回はこんな暑い中ちょっくらお散歩してきたのでその報告です。
一見誰も気にすることのないようなヒョロヒョロの木。
でもそこに石碑と看板が。
「見返り柳」とある。
これが樋口一葉の「たけくらべ」にも出てくる見返り柳。
かつて吉原という遊廓がここにあった頃遊んだ後帰りに楽しかった時を惜しんで見返した事から名付けられた柳。
そうですね。
今回はかつての遊廓の名残を探してみようかときてみました。
吉原の大門跡
今では柱が立ってるだけでちょっと寂しい。
さっきの見返り柳から大門まではこんな感じで緩やかなS字カーブが。
「五十間道」といって土手通りの方から廓の中が見えないようにしてたらしい。
そういった道が今も残ってるんだから面白い。
花園通りですね。
それほど交通量も無いのに分離帯のあるちょっと贅沢な通り。
地図と町の雰囲気からするとそのコンビニの裏はもう遊廓エリアだと思うので多分この道の左側は廓との境界として作った堀があったんじゃないかなと思ってる。
遊廓がなくなって必要なくなった堀を埋めたことで必要以上に広い道ができたんじゃないかな?
誰かこの辺詳しい人いる?
そして吉原神社にご挨拶。
もうちょっとそっちに行くと酉の市で有名な鷲神社があるけど今回はちょっと時間がなかった。
お腹が空いたのでゴハンを食べる。
大門の交差点の前に風格のあるお店が2軒。
どちらも登録有形文化財。
戦争で焼けなかったのかね?
すごいね。
桜鍋の中江さんか天ぷらの伊勢屋さんか・・・
今回は天ぷらにしました。
酔い覚ましを兼ねて山谷堀跡を歩きます。
「跡」とは言ったけど暗渠になっただけでこの下に水路はまだ生きている。
東京ってこういう水路無くしちゃうと雨降った時なんかすぐ水浸しになっちゃうんだろうな。
結構あちこちに残ってますよね?
水路を暗渠にして公園とか遊歩道にしてるところ。
そして山谷堀が暗渠化されたのが思いのほか最近でビックリした。
私が生まれた頃はまだ水路として残ってたとか・・・
私が年をとってるだけか?
暗渠化された山谷堀はこの水門を経て隅田川に入ります。
かつては舟でこの山谷堀を通って吉原へ行ったそう。
台東区循環バス「めぐりん」で行くよりはるかに風情がある。
そんな時代で遊んでみたかったものだなと夏の日差しの中隅田川を抜ける気持ち涼しげな風を感じつつスカイツリーを見上げながら感じた。
そんな感じ