久しぶりの更新となります。
今回は今月20日に行われた群馬県みなかみ町 水紀行館に保存のEF16 28号機の内部公開が行われましたので車内画像を中心にご紹介します。
この公開はふるさと納税にて、EF16 28号機の修復に募金した方々のために開催されまして、一般向けにはアナウンスはされませんようでしたので、見学者は非常に少なく、時間があればゆっくり見学できました。
かと言ってふるさと納税者だけが対象でなく、たまたま道の駅に来ていた親子連れも見学していました。
1エンド公式側。
前回訪問時とあまり変化無く、美しい塗装状態です。
1エンド側の区名差には修復記念の札が入っていました。
そのアップ。

見学時間は午前11時~午前12時の1時間。
その後に私は時間が無く参加できませんでしたが、鉄道技術専門家の辻村さんの講演会が開催されました。
見学が開始される前には町役場の方とみなかみSLプロジェクトの方の説明と、この後行われた講演会講師の辻村さんの見所解説の後に見学会が開催予定時刻の5分前に開始されました。
その説明の中で運転台はかなり荒らされている。とのお話で、ノッチ板等が失われている。と言う説明がありました。
順路は2エンド運転台から車内に入り、機械室を時計回りに回り、1エンド運転台を抜けて反対側機械室を通り、2エンド運転台から外へ出る。というものでした。

前置きが長くなりましたが、中に入ってみましょう。
2エンド側運転台。
ノッチ板がやはり無くなっていますし、お世辞にも綺麗とはいえません。
長年の放置状態と盗難にあった結果でしょうね。
2エンドの機械室仕切り。
カノピースイッチの蓋が無くなっています。
この丸い巨大な装置はEF16形の肝とも言える励磁装置だそうです。
難しい事はわかりませんが、回生ブレーキ時に安定したブレーキ力を得るための装置だそうです。(ザックリとしか説明できなくてスミマセン😅)
車体中央部の単位スイッチ。
この機関車は機械室部分の車体窓が少ないのと、屋根上のモニターが無いために車内採光が少なく、非常に薄暗いです。
1エンド運転台のノッチ板も無くなっています。
1エンド側の機器類。
これはコンプレッサ。
当時の検査表記が残っていました。
MGとブロワ。
単位スイッチ群を先ほどの反対側の通路より。
プロジェクトスタッフの方のお話では、機械室内はほぼ無事だそうです。
2エンド運転台に戻ってきました。
2エンド側デッキからの眺め。
水紀行館で実物のナンバープレートの展示を始めたと言う事で、車内の見学後にナンバー
プレートを撮影しました。
展示ケースの上にはレプリカを作る時の木型でしょうか。木製プレートと、プレート用図面が展示されていました。


普段は公開されていないEF16形の車内公開が行われるとの事で水上温泉に宿泊し、非鉄旅行に組み込んで訪問いたしました。
冬場は厳しい自然環境もあり、放置期間も長く、また盗難被害にもあったため荒れ放題だったEF16 28号機も外観は美しい姿を取り戻しましたが、車内はまだまだ荒れていました。
個人的な感想としては正直な所、ガッカリした反面、まぁ、こんなもんかと思いました。

このブログをご覧の方はこんな事をする人はいないでしょうが、盗難は犯罪です。自己満足のために貴重な文化財を壊すことは次の世代に恥を晒す事になると私は思います。
せっかく綺麗になったのですから大切にしていきましょう。
また、フライングで車内に入っている方がいらっしゃいましたが、車内に入ろうとする小さな子供をなだめてるお父さんがいる中でそのような行為はいかがなものでしょうか? 
スタッフの方だったんですかね?
少し気になりましたので、書かせて頂きました。

最後は少し重苦しい話になってしまいましたが、なかなか無い車内公開に参加させて頂いた事をみなかみ町役場の皆さまと、みなかみSLプロジェクトのスタッフ方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
いつまでも美しい姿で唯一無二のEF16形が見られるように願います。

撮影年月
2019年8月
場所などは過去ログをご参照ください。