この機関車は、瑞西のブラウンボベリー社から輸入した、ブフリー式という特殊な動力機構を備えた施策機関車で、ED54といいます。

ご覧のように、他の機関車とは全く構造が異なっており、外見も複雑で機械的です。

車体の中に大きなモーターが積まれており、時計のような歯車で蒸気機関車のように巨大なスポーク動輪に動力を伝達します。振動がほとんどないそうですが、あまりにも精密な機構のため日本では保守できず、廃車になってしまいました。


さて、模型は、画用紙で造った車体をアメリカ型蒸気機関車の動力ユニットに載せています。

















交直流試作電機、ED30です。

流線形のEF55と、471系電車の部品を使って試作されました。

 北陸本線の米原ー田村間で、交直接続に活躍しました。

模型は、画用紙で造り、DD13の動力ユニットと457系電車の機器を流用して、それらしく作っています。

まあ他のものには見えないでしょう。



ED56は、瑞西と英国の合作の電気機関車で、たった1両しか輸入されませんでした。我が国では、試作機や輸入気も最低2両づつは入れていたのに、本当の一人ぼっちでした。

 瑞西製ED54(ブフリー式)には及ばないものの、精巧で複雑な機構と、先細りで視界が悪いため、戦争中に無残に内外とも改造され、ED23に改造されてしまいました。


ところで、我が国では一人ぼっちだったこの機関車。実は、ある国では大量に使われ、主力となっていました。南アフリカ共和国(日本と同じ1067㎜ゲージ)で1E型として大量に使われていたのです。

どうも、三菱電機が、研究用にそのうち1両を買い取り、電圧を日本向けに改造して国鉄で試験し、政治的圧力で買い取らせたのが真相のようです。


模型は、画用紙で造られており、EH1の動力ユニットを流用して快適に走ります。