グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)/大槻 ケンヂ
¥620
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17歳の少年と映画とあの子とバンド。

どこまで実体験なのか不安になるオーケン青春小説。

「何かしたいんだけど何をすればいいのかわからない。
というか何ができるのかもわからない。でも何かで表現しないと
どうにかなってしまいそう」
そんな若人心がビンビンに伝わってくる。

わけのわからぬバンドに夢中になり、自分達はほかの
つまらない人間達とはちがうという小さな選民意識に酔いつつ、
でも本当は自分がそこから動けていないことを悟っている。
でも、青春てこんなもんだ。

筋肉少女帯の「蜘蛛の糸」が好きな人は
BGMで流しながら暗い部屋で読むのがいいと思う。