今日、ひとつの歴史が終わりました。
私の実家のすぐ横を走る名鉄瀬戸線。
地元では「せとでん」と呼ばれてるそんな路線です。
そこで活躍していた6750系という電車が今日引退しました。
名鉄瀬戸線。
子供の頃から生活の1部というか、部屋の窓から毎日見てた電車。
昔は、名古屋城のお堀の中を走ってたり、ガントレット という特殊な線路があったり。
子供の頃は、2両編成でまだ冷房のない車両もありました。
お堀の中の線路が廃止になって、すぐに新型車両が導入されました。
その時は、まだJRの線路とつながっていたので、JRの線路から搬入されました。
そんな新型車両もすべて置きかえられたわけでもなく、その冷房のない車両と混ざって走ってました。
そのうち、利用者が増えて、すべて4両編成になりました。
今まで2両で走ってたのが、くっついて4両で走ってました。
なので、前2両は冷房ついてて、後ろ2両は冷房がないってのもありました。
なので、夏なんかは、非冷房の方はすいてて、冷房車は混雑なんて光景が見られました。
そんな古い車両が引退することになって、何十年振りかに「せとでん」に新型車両が入るって仲良かった駅員のおじさんから聞きました。
もうその時は、JRとの線路ともつながってなかったので、トレーラーでの搬入になりました。
平成2年のことでした。
私は学校に行く前に朝早く起きて、搬入作業を見に行きました。
クレーンに吊られた新しい車体がゆっくり台車に乗せられる作業を見ました。
そして、初の営業運転日。
こっそり駅員さんからいつの何時の電車なのか教えてもらいました。
偶然、私の家の最寄り駅が始発というか、初めての営業運転の始発でした。
早速、その時間に合わせて電車に乗りました。
真新しい、まだ誰も乗ったことのない車両に乗りました。
今でも鮮明にその時のことは覚えてます。
そんな車両が今日、引退しました。
ちょうど20年。
なんか、友達を亡くしたようなニュースを見た時に思いました。
日本では最後の釣りかけモーターで自動ブレーキで、当時新車の割には、車体以外は使いまわし。
でも、先頭車の窓は大きくて、展望はよかったし、好きな電車でしたというか、思い入れのある電車でした。
5編成あったのですが、どれも大きな事故はなく、お客さんを無事に運んでくれました。
大きなあのモーター音が窓の外から聞こえてこなくなると思うとほんとさみしいです。
東京へ上京する際もこの電車でした。
ほんとお疲れ様でした。
そして、ありがとう。