投資の世界で“神様”と呼ばれる人物がいます。
ウォーレン・バフェットです。
莫大な資産を築いた投資家として知られていますが、彼のすごさは単なる「お金の増やし方」だけではありません。人を見る目、組織の作り方、信頼の価値についても、非常に本質的な言葉を残しています。
その中でも特に有名なのが、人材に関するこの考え方です。
『私は人を雇う際、3つの条件で判断する。
第一が誠実さ。
第二が知性。
第三が行動力だ。
ただし第一の条件が欠けると、他の二つはその人を滅ぼす凶器と化す。』
今日はこの言葉を、投資だけでなく、仕事や人生全体に役立つ視点で掘り下げてみます。
なぜ「誠実さ」が最優先なのか
多くの人は「頭の良さ」や「実行力」を先に評価しがちです。
確かに、知識があり、行動できる人は成果を出しやすい。
しかしバフェットは、そこにブレーキをかけます。
誠実さがない知性は、ズル賢さになる。
誠実さがない行動力は、暴走になる。
つまり、能力が高いほど、方向を間違えたときの破壊力も大きくなるということです。スポーツカーにブレーキがついていないようなものですね。速いけど止まれない。怖いです。
投資にもそのまま当てはまる
この考え方は、人材だけでなく「投資先の企業」にも当てはまります。
バフェットは数字だけでなく、
経営陣は誠実か
株主に対して正直か
不利な情報も開示しているか
といった点を重視します。
決算資料が立派でも、トップが不誠実なら長期では危険。
逆に、派手さがなくても誠実な会社は、じわじわ信頼を積み上げます。
投資は結局、「信頼への出資」でもあるわけです。
今日から使えるバフェット流チェック
何かを選ぶとき、こんな問いを自分にしてみてください。
この人(会社)は誠実か?
不利なことも正直に言っているか?
長期で信頼できるか?
もし答えが「はい」なら、かなり良い選択です。
まとめ
バフェットの基準はとてもシンプルです。
誠実さ > 知性 > 行動力
順番が逆になりがちな時代だからこそ、この言葉はますます価値があります。
能力を磨くのも大事。
でもその前に、信頼される人であること。
これは景気にも相場にも左右されない、超・長期投資銘柄です。あなた自身という名の。
配当は、あとからちゃんと付きます。




