一眠りして、またまた目が醒めた。
闇は爽やかに大海をなしています。
しかし潮が引き、喧騒が浮上するのでしょう。
色々な日々の葛藤があり、また理不尽と感じられるような幅の狭い人間模様に閉口もする。
それを生活と呼ぶのはしかし二義的な事でしょう。
いつか、ブログに書いたことがありました。
美しいヤモリを見た話。
それは、その日の宝石でした。
世界は既に美しいから、それを看破しないのならば、感受しないのならば、享楽しないならば、僕の角膜は錆びて拗ねているのだろう。
感情は深紅で、本来は秘された花だ。
人間模様の修羅道に窮々とするのは、時が勿体ない。
何も話すことが無いくらい、実直に。
何も恃むことが無いくらい、実直に。
矜持を以て、櫂と成す。
逆風がさかまく時には。
そうするのが、ときどきは正しかった。
無の風景。
無心な茶飯事。
心酔の無形の王冠。
それを、探す。
今日も漕ぐ、海を。
澪を刻む。
心に一枚限りの海図と、それから蓮の花を。
背中一面には、蓮を携えた天女の刺青。
それが僕でした。
働いてきます、もう少ししたら。