目を質す。(断酒の中。)レンドルミンが早々に醒めてしまいました。稀にあるのですね。この時間にひとまず覚醒する事が。しかし不眠とはならないだろう。これもまた分かっている。温雅な夜気と微意の重なりを眺め息をつく。今日は目を質せていたろうか。角膜を白刃のように研かなくては。きれいな光景を切り抜き。心をきれいに保つために。本日、蒐集した。こがね色の銀杏並木や夕陽のオレンジを。スクラップブックへと閉じて。眼球のナイフを瞼にしまう。明日の為に錆を止めて。眠りの鞘へ収めておく。眠りましょう。