うつくしが丘の不幸の家
町田 そのこ
新興住宅地に建つ家の借主を遡っていく形のオムニバスです。
現在から未来へと繋いでいくのではなく、前の借主へと遡っていく手法が興味深く一気に読みました。
大小取り混ぜた様々な悲しみが同じ数だけの思いやりで浄化されていくようで、心が洗われた気がします。
泣きだしたくなったり、笑顔になったり、感情がせめぎあうお話ですが
感動的なラストには思わずほう、と長く息を吐きました。
◇◆◇
母の日
出勤前の長女が手渡してくれました。
私がチューリップ🌷好きだからって、選んでくれたんだろうな。
いつもより早起きだから、どうしたのかなと思ったら
これを渡してくれるためだったのね。
ありがとう
母の日と自分の誕生日には丁寧に私に感謝の言葉をくれる長女
出産も育児も大仕事だけど、他の何ものにも代えられないこんな感動をもたらしてくれます。
だけど、独身主義の長女はこの喜びや達成感を知らずに生きていくのだと思うと悲しみと哀れさで胸塞ぐ思いです。
心配だよ!もうっ!!
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