By the Shores of Silver Lake
Laura Ingalls Wilder
わあイナゴのプラムクリークで5年も暮らしてたんですね。
家族が増え、キャリーも小さな森で暮らしていた頃のローラぐらいになってお手伝いができるようになり、ローラは13歳手前。
相変わらず小麦の収穫はショボく、当初夢見ていたような生活とはほど遠いけど。
それでも借金返済はできたー💸良かった
でも老犬ジャックは星になり
メアリーの美しい瞳からは光が消えました
猩紅熱ですって
そしてドクターへの支払いに頭を悩ますお父さんは鉄道敷設の労働キャンプの会計士みたいな仕事を得てまたまた引っ越しです
労働者が小屋やテントで生活する場所に併設された生活必需品のお店が新しい職場。
こういうお店『怒りの葡萄』にもありました。
今回は労働者じゃなく会社側の人間なので心穏やかに読める、と思ったらそうでもない
単に販売するだけじゃなくて、それぞれの給料からツケ払いを差し引いた額を計算して支給する💰という仕事内容ですので、当然給料日にはすったもんだしたりで物騒
でも月に50ドルなんて高給です
お父さんめちゃくちゃ有能じゃないですか
ローラの夫となるアルマンゾの少年時代の話はあったけど、お父さんのも読みたかったなあ。
だって、銃の腕も一流で、畑仕事も家づくりもできる上に計算もできて且つ弾き語りもなんて、これは
まるで
お貴族さま(本好きの下剋上)
とまあ、最初から最後まで波乱含みで
はらはらしました。
殺人事件があったり
つくりかけで屋根なしの家で寝て起きたら
雪に埋まってて順番に掘り出してもらったり
4月なのに吹雪ですって
インディアン居留地で別れて以来の
エドワーズさんとの奇跡的な再会には
感涙して暫く読書が止まる有様でしたが
あの天真爛漫だったローラがどんどん大人にならざるを得ない状況には胸が痛みました。
メアリーの代わりに長女のポジションにつくしかなかったローラには、ゆっくりマイペースで成長することは許されないのです。
最後にアルマンゾとちょこっとすれ違いますが
大切に育てられた馬の美しさに陶酔するローラ。
良かったわ、まだまだ子どもらしさが残ってた。
このシリーズでひっさびさに次巻が楽しみだと思えました
◇◆◇
気温が上がってからは夕食にトマトとハムのサンドイッチしか食べたがらない夫
サラダチキンを作って
レタスとトマトと一緒に冷蔵庫へ。
こうしておくと自分でパンに挟んで食べてくれるので助かります
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