ALPHA
The Black Flagged Series Book 1
Steven Konkoly
大好きなスパイもの
期待を裏切らないおもしろさでした
最初に読んだライアン・デッカーシリーズのおもしろさに感動し、アレックス・フレッチャーシリーズも読んでみましたが、こちらは巻を重ねるごとに盛り下がってしまい読了するのに苦労した覚えが
このシリーズも2作目から失速しませんように
何をどう言ってもネタバレになりそうで
薄氷をそーっと踏み踏み
特に気に入ったところを述べまーす。
主要キャラがサイコーです
命懸けで救ってくれるシンパ持ちデッカーの人間味、酷い目に遭いすぎてパラノイア気味フレッチャーの危なっかしさ
2人とは全然違うタイプなんですよねえ。
作者曰く、
アルファベット組織(CIAとか)に属したこともなく
盲目的な愛国者でも
復讐という枷を背負ってもいない
わりと自分たちに近い側の人間
とのことですが。
私は近さは感じなかったかな。
クールでマシンみたいな正確さを持ち
瞬時に緻密に計算して行動するところなんか
超人間離れしてるんですけど
なんて思いました。
謎解きじゃないのでトリックは簡単で
でも、分かっちゃう私すご
的ないい気分にさせてくれました〜
ミステリーでもホラーでもない
この作者の
何が私を惹きつけるのかと言いますと
キャラメイク
それも
強い個性のキャラたちが
内輪で軽く小突きあいながらも
無敵チームを形成してくのが
ひじょーにおもしろい
今回はスパイものだけあって
素敵なガジェットが登場しました
小さな円筒形のシリンダーに仕込まれた
6本のミニダーツ
数時間は行動不能になる神経毒付き
形状は違うけど即死毒みたい(こちらはクラッカータイプ/本好きの下剋上)
更に更に前日譚である
INCEPTIONが付いてたの嬉し泣きだよ〜
主人公のひよっ子時代かわいいっ
これも読者の要望に応えて書かれたそうです。
ほんっと太っ腹
ロシアのスリーパーを暴く最新シリーズ
続き絶対買うよ
残り冊数300切ったらね
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