やっぱりThe Viewが好き③-1 なんたってドライバラ流! | イージットレコード (ムダグチ出張所)

やっぱりThe Viewが好き③-1 なんたってドライバラ流!

まったくこの男の子達は!
…と言いたくもなる、この天真爛漫かつ猛烈なやんちゃぶり。いやもう天真爛漫とか言ってる場合じゃないんですけどね。
公式インタビューじゃなくてドキュメンタリーなので、訛りは全開だし(わかっても)訳すのがはばかられる言葉はいつも以上にいっぱいいっぱい出てくるし、これ日本で観るとどうなの?と思わないでもなかったんですよ正直なところ。

でもThe Viewの魅力って、こんな自然体の飾らなさにありますよね?
そもそもイングランド人からは荒っぽい田舎者とバカにされがちなスコットランドの出身。そしてスコットランドの中で荒っぽいというイメージで真っ先に出てくるのはグラスゴーかもしれませんが、そのグラスゴーっ子からも「あそこはヒドイ」なんて言われることのあるダンディーの、そのまた町はずれドライバラの出身!そしてそれを誇りに思っているThe Viewがイージットは大好きなんです。

だから敢えてご紹介することにしましたよ、これらのビデオ・ドキュメンタリー。
そして第三回を4回にわけてお送りすることにしました。野心が大き過ぎた、一気には書けなかったです・・・どうかご容赦を!

まず「やっぱりThe Viewが好き③なんたってドライバラ流!」第一回目は、故郷ドライバラの映像から。ケン・ローチが描くスコットランドの郊外の町そのまま?十代とおぼしき少年達もサイダー一升瓶(?)で昼間から酔っぱらってたりするわけで・・・ でもケン・ローチの映画って涙すべき悲しい映画じゃないんだと思うんですよね。スコットランドだけじゃなく描かれた土地に実際に現実にある世界ですから。外から見たら悲惨かもしれないけど中に住んでる者にとっては悲惨とか言ってられません。泣くだけじゃなく笑ったりしなきゃ!で、そんな現実を見つめた上で、色々あるけど人間ってそれでも生きてゆくんだっていう人間賛歌なんじゃないか?と。ドライバラの少年少女もたくましく生きてゆくんです。きっとThe Viewという町のヒーローと共に。

ファミレスみたいなカフェで、シングルを買ってくれた人へのプレゼントとなる写真にサインをするThe View。隣のテーブルに座っているご婦人が言うには「もうこの子たちの悪行って言ったら数えきれないわよ~!有名よ~!私の妹なんて酔いつぶれてる時にこの子たちにひどい目にあったのよ。妹には言えないわ~」 ビデオに写っちゃって妹さん知ることになったのでは?(笑)ここには書けない悪ふざけをした模様です(犯罪行為ではありません、念のため)

Kyleの実家でのホーム・パーティにはKyle本人がいないのに大盛り上がり。KyleもKierenも皆”スキーム”と呼ばれる郊外団地の出身。団地と言っても高層ビルではなくて、共同階段を中心に一固まりの棟を構成する低層ビルが立ち並びます。何かに反抗するような顔をしていることの多いKierenですが、そんな団地の共同階段に立って話すKierenはいつになくリラックスした顔ですね。恵まれた少年時代なんてものはダンディーにはないけど、The Viewのライブの後は皆が集まってきてパーティ!

最後はThe Viewのライブの前に警備係を集めての注意を与える模様も。とにかく始まったら即とんでもないことになるから注意しろ!そりゃそうですThe View, The View, The View're on Fire!!!

The View-Dryburgh Style, Chapter 1 Dundee


撮影時期は不明ですが、新しいツア・マネと世界ツアーに出る前の模様。
そうです、「やっぱりThe Viewが好き③なんたってドライバラ流!」も続きます。
次回はスコットランドの果てへ!


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