ヒップァ・ヒップァ・ププププァレエエエイド!:Hip Parade続報 | イージットレコード (ムダグチ出張所)

ヒップァ・ヒップァ・ププププァレエエエイド!:Hip Parade続報

気が気じゃなくて眠れなかった今週末(爆)!
Hip Parade(ヒップ・パレード)がやりました!イギリスの音楽テレビ番組『Orange UnsignedAct』の決勝進出者10組によるツアーがバーミンガムで開始され、初日バーミンガムでは10組中3組が落とされるという過酷な戦い。そしてHip Paradeは見事に勝ち残りました。
しかもファンに馴染みのある曲ではなくて、新曲『Monday』を持ってきた。ボーカルのロブが「なんと新曲で挑戦するつもりなんだ。リスキーだよな。でも挑戦しなくて何の意味がある!?」って言ってたので、グラスゴー男らしい勇気と潔さに喝采を贈りつつも、内心ちょっと心配していたのですが、よかった!乗りのいい楽しい曲で、ロブがMondayを「モンデエ」と発音するのもキュート!

こちらがベスト7組の面々:
イージットレコード―ムダグチ出張所-top7 orangeunsigned

『Monday (live)』 by Hip Parade


Orange UnsignedActのウェブサイトに、ドンカスターの10代バンドTea & BiscuitsのJoe D.君が応援コメントを載せていて笑っちゃいました。彼らもこの番組に挑戦して、放映段階までは勝ち残っていたのですが、視聴者のサポートは勝ち得たものの審査員受けは今一で(元BlurのAlexが唖然とした顔をしていたのが笑えました)残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、あのMcFlyが大人で真剣と思えるほど、圧倒的に能天気に明るいパワーポップぶりで、個人的には大受けしています。(蛇足ですがイケメン少年ギタリストJoe R.君18歳が番組挑戦後に脱退。平均年齢が16.6際に下がってしまいました。てかJoe R.君は、細身の少年版グレアム・コクソンみたいで可愛かったのに残念!はは!)

残念ながらLuva Ana(ルヴァ・アナ)は落ちてしまいましたが、彼らは元々テレビ向けとは言えないバンド。露出度の少ないスコットランド出身でなければ、この手の番組に出ることはなかったのではないかと思います。でも今回番組でライブを観ることができて、益々ライブを観たいバンドの筆頭になりました。

そしてTommy Reilly君ですが、普段聴くタイプの音楽ではないのですが、この少年、単にスコットランド人の胸を打つ歌詞や歌唱力ってだけでなく、本来の意味で「歌い手」なのだと思います。例えて言えば「落語家」か「一人芝居の出来る演劇俳優」?若干調子っぱずれの歌唱で届けられる歌声が、ドラマティックなギターに乗せて、たとえ歌詞がわからなくとも聴く人をぐいぐいと引き込んで行きます。あっぱれ!


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