訛りって最高だ!Two Door Cinema Clubインタビュー | イージットレコード (ムダグチ出張所)

訛りって最高だ!Two Door Cinema Clubインタビュー

北アイルランドのインディ・バンド、Two Door Cinema Club (ツードアシネマクラブ)は、今まさに飛び立とうとしています。来年2月リリースを予定しているデビューシングルのプロデューサーも決まり、ロンドンでのレコーディングを経て初のUKミニツアー中。(彼らの自主制作盤EPを限定枚数入手しましたので、ご関心あればショップ を覘いてみてください。)

そんな彼らを、ベルファストのAUマガジンやクラブイベントを主宰するジョニー・ティアナンが、AUテレビの『Kick out the Jams』にて紹介。インタビュワーのフランシス・ジョーンズも、答えるツードアのアレックスとケヴも、皆歌うがごとき抑揚でしゃべっています。何を言っても質問のように聞こえるというのはグラスゴー訛りの専売特許かと思っていたら、とんでもない。北アイルランド訛りにも一発で持っていかれました。(註:訛りフェチのイージット)

まだ高校生のスリー・ピースバンドで、三人とも進学資格試験を心配している年頃なんですが、ツードアの前にも幾つかのバンドに在籍していたとのこと。しっかしです。ツードアには、ケミストリーが働いたんですね。このバンドで曲を書き始めてMySpaceに2曲アップしたところ、それまでは「演奏させてもらえませんか?」と会場を回ってお願いしまくっていたのに、イベント主宰側から「演奏してくれないか?」と問い合わせが殺到。あっという間にライブが10個も決まってしまって慌てたとのこと。そんなライブ初心者の頃の彼らをリズバンというベルファスト郊外の街で見たのですが、ティーンエージャーで埋まった会場は心からの笑みで溢れていました。ドラマーを置いていないことについては、特に奇をてらったことをしようと考えてそうしているわけではないとケヴが語っています。バンドのケミストリーを共有できるドラマーが、たまたまいなかったのでプログラミングを使っている、と。今年の8月にベルファストのスティッフ・キトゥンでHADOUKEN!をサポートした際には、自信に満ちた演奏を聴かせてくれましたが、グロースティックを手にしたオーディエンスを飛び跳ねさせる最高のライブでした。

インタビュー録画時(今年の春か?)には、契約の話はいろいろ来ているけれど、決めていないと語っていますが、シングルのリリースが予定される2009年2月が待ちきれません。

あ、ビデオの最初、タイトルバックではハードロックが流れますが、ツードアはエレクトロニカ・ポップて感じの音です。



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