いつも ドイツの経済力の強さや豊かさを説明していますが、他の国々と比べてどのくらいの

位置づけなのでしょう?


国の豊かさ、国民が豊かかどうかを考えるとき、豊かさを 収入だけで比べられないし、教育、福祉、

就業率、物価、治安など、様々な観点があり、多面的で くらくらします。

国民が幸せかどうかは 精神的なこととなると メンタリティや歴史もかかわり、もっと複雑ですが。

まぁ、とりあえず、数字ででる経済から みてみますと。。


国の経済力を表す指数として 1990年代は GNP・国民総生産がよく使われていましたが、

近年は そのGNI・国民総所得で 比較されます。


GDPというのは ある一定期間にある国民によって新しく生産された財(商品)やサービスの

付加価値の総計です。そして GNIは そのGNPに 海外からの雇用者報酬や投資収益などの

財産所得や企業所得を加算したものといえます。

近年、企業は広く海外に工場や関連会社をもっているので その収支は企業に大きく影響します。

海外で暮らす日本人は100万人を超えて、127か国で 日系現地法人は21000社以上に

なります。(ドイツでは 日本人は 約32000人、日系現地法人jは 約530社)

世界的によりグローバルになり、相互に影響しあっているこのごろ、このGNIの数値のほうが

 その国の経済力を示すのに的確になっています。


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さて、GNI・国民総所得の数値の出し方は 世界銀行は国ごとの比較し、WHO・世界保健機構

その国の総所得を人口で割り、一人当たりの所得を算出して比較しています。


世界銀行の国ごとのGNIの比較ですと 一位はいつも アメリカで 2位は 2008年まで 日本、

2009年からは中国。 ドイツはいつも日本の次です。そのあとにフランス、イギリスと続きます。


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WHO・世界保健機構 一人当たりの所得としてのGNIの比較で順位をつけています。

一位はルクセンブルグで476万円、ノルゥェィ、シンガポール、スイス、アメリカ、オランダ、

スェーデン、オーストラリア、オーストリア、カナダ、デンマーク、イギリス、13位にドイツで293万円、

日本は19位で267万円。ちなみに 中国は82位。


日本もドイツも国としての経済力はトップクラスでも 個人、一人あたりで 割ると違います。

アメリカも国の総所得は一位でも 個人は5位。とはいえ、貧富の差が激しいので 国民が豊かとは

いえません。


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国連が新しく、「国民生活の豊かさ指数・人間開発指数・Human Development Index」

というのを作りました。

この指数は 経済面ではなく、寿命や識字率、就学年齢、購買力平価で調整した一人あたりのGDP

(国内総生産)を総合して算出するものです。

GDPやGNIでは 国の豊かさだけの観点であって その国に暮らす人たちの暮らしやすさや生活の豊かさ

ではありません。その国の国民が 人間としての生活を開発していく(よりよく暮らしていく可能性)であり、

その国では 国民が 健康で長寿で 教育を十分に受けれて 生活に必要なものを購入できる、

物価や収入を得て 暮らしやすく、どのくらいできているかという指数です。


さて その順位ですが。。。(2009年の統計ですが。。)


  1、ノルウェィ        11、ルクセンブルグ   21、イギリス

  2、オーストラリア     12、フィンランド     22、ドイツ

  3、アイスランド       13、米国         23、シンガポール

  4、カナダ          14、オーストリア     24、香港

  5、アイルランド      15、スペイン       25、ギリシャ

  6、オランダ        16、デンマーク

  7、スゥェーデン     17、ベルギー

  8、フランス        18、イタリア

  9、スイス         19、リヒテンシュタイン

 10、日本         20、ニュージーランド


この指数が100%ではないと思いますが、ある観点でみて ドイツは国として経済的に豊かでも 

寿命とか、人間の暮らしとしての観点ではいろいろ、問題があるようです。


もうひとつ、世界幸福度ランキングというのが、あります。

イギリス大学の社会心理学者が 178国の情報、国連、世界保健機構などの国際期間からの

100以上のデーターをもとに研究した結果から 総合判断したものです。

「幸福」の基準としては、医療制度にみられる健康面や教育面、環境などのほか、国内総生産

(GDP)をはじめ、経済面の高さや裕福度も指標に反映。生活満足度や寿命、中等学校の格付け

なども参考に分析されています。

  第1位 バヌアツ        第6位 フィリピン
  第2位 コロンビア       第7位 ホンジェラス
  第3位 コスタリカ       第8位 グアテマラ
  第4位 ドミニカ         第9位 エルサルバドル
  第5位 パナマ         第10位 セントビンセント・グレナディーン
   

ちなみにバヌアツ共和国は南太平洋のニューカレドニアの小さな国だそうです。

(サッカーのアフリカWCにも参加してます。)


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ブータンは国民が幸福と感じる国民総幸福を提唱しているそうですが、国民が幸福と感じている

かどうかは きっと数字には出せないと思いますが、もし、出せたとしたら また、全然違う順位に

なるかもしれません。




    グリュース ゴットのブログ 最後に ふと 思ったのですが、ドイツ人は数字で表現するのが好きです。


ドイツに住み始めたころ、よく、質問で「日本の総人口は?」とか、「日本の総面積は?」と 

聞かれ、答えられずに閉口してました。

でも ドイツに永く住んで いつの間にか、私も数字好きになっているのかも。。。。

バヌアツに行って お休みしてきたほうがよさそうです。


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