繋げ方について考える Column95 | Eee works Column.

Eee works Column.

住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる

 

繋げ方について考える。

 

モノとモノ コトとコト ヒトとヒト 空間と空間 なんでも繋がりの間にはそれをつなぐ

『と』があります。

それが、何かによって繋がりの距離感は変わり結果も変わります。

 

建築においても同じで、

外と内の間にある 接続部分は

・かべ (とじる)

・まど (とじる と ひらく)

・くうき(ひらく)

と物理的にはこの3種類。

 

この単純な3種類ですが、細かく見ていくとその繋がり方、効果はまるで違う。

 

かべも、厚みによってその効果はまるで違う。

まども、ガラス・枠の種類、庇の有無によって変わります。

 

ここを意識していくと、豊かな接続部分ができるのでは。という考察です。

今回は、かべのような、まどのような、くうきのような。というこちら

『坪庭』と『廊下』 の間をつなぐものは

『ガラス』そして奥では、『木まど』

まず、『ガラスまど』

このかべのようなガラスまど。枠がないので、向こうの様子は完全に見えています。

しかしこのガラスまどは開かないので、風やにおい、音を感じることはできません。

 

そして、奥の『木まど』

こちらは、開口幅を最大にするために何枚かに分割して広く開け放てるようにしています。

風、におい、音、もちろん出入りも可能で、腰掛けることもできます。

 

全体としては、『廊下』から『坪庭』はどの位置からでも見えている。けど繋がり方はまるで違う。

このようにその接続部分のしつらえによって大きく変わってくる。ということです。

 

最近の大雨ではなかなか風情もないですが、

 

これからの梅雨も、奥の灯をともして手水鉢におちる雨足をながめる。

という梅雨の楽しみ方もあるのではと思ったります。