塀の有効な使いかた  Column89 | Eee works Column.

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住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる

安心感の演出には塀を有効に使う。

 

家では、『ゆったりくつろぎたい』
この『ゆったりくつろぐ』にはどのような場所が必要なのか?

 

私たちの考える、
『ゆったりくつろげる場所(空間)』の一つは、
『外部の自然空間を最大限取り込んだプライバシーの確保された空間』

だと考えています。


外部の自然は、刻々と変化する 太陽、雲、風、雨、と一時として同じ表情がありません。
その揺らぎのある空間を『自分専用に取り込む』というようなイメージです。

 

一番リラックスできる服装で、コーヒーや、ビール片手に、リラックスチェアーに腰かけ、家族や、気のおけない仲間と、おしゃべりや読書。
満月の日には、ゆったり、月を見ながらワインなどもいいかもしれません。

 

この場所のプライバシーが確保されている。
これを『ゆったりくつろげる空間』の一つと考えています。

写真は「亀岡の家』の屋上風呂ですが、この『塀』


塀の前に立った時山々だけが見えて、その他のものは見えないギリギリの高さに設定しています。

実際街中のこの建物の周りには、電柱、信号、店舗、送電線とできれば、見切りたいものが沢山あります。
もちろん、人の目は、完全にシャットアウトしなくてはなりません。

 

ただ、見えなければいいのかというとそうではなくて、空間の雰囲気、に合わせて
質感よく、圧迫感の軽減など、微妙な調整をして最終の高さを決めていかねばなりません。

 

丁寧に一つ一つ決めていけば、ようやくそこが
『ゆったりくつろげる場所』になっていくと思っています。

初夏の朝、山々を見ながら ひとっぷろ。
いいでしょうね。