クラブヴォーバン PJ80セミナー @大阪  Column58 | Eee works Column.

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住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる

クラブヴォーバンの関西でのセミナー その1


主   催:省エネ建築推進PT

                  Pleasant Design 川端 順也

        cv代表 村上 敦
特別ゲスト:新建新聞社 三浦 祐成

                松尾設計室 松尾 和也

持続可能なまちづくり と エネルギー自立地域をめざすという、
理念のクラブヴォーバンの内容の濃いセミナーでした。



少し遅くなりましたが、内容のまとめを、自分なりの視点で。

「持続可能なまちづくり」の持続とは?

 

現在、日本の人口は減少傾向にあり、今から、ある特定の年齢層を

”増やす”ということはできません。

よって、よく出る超高齢化、少子化の流れは止められない。社会に

なってきています。地方ではすでに深刻な過疎化が進んでいて、

       ↪︎

人が少ないから産業・商業の採算が取れない

       ↓

採算が取れないから、職場がない

       ↓

仕事がないから、若者が流出する

       ↓

若者がいないから、少子化に拍車がかかる。
       ↪︎

およそ、このようなスパイラルなんだと、思います。

そして、このスパイラルはお金も生まれないので、だんだんと

先細りしていくというわけです。

 

では、地域で、お金が回る=仕事が発生する。

という仕組みはないのか?

これが、
持続可能な社会をエネルギーの側面から考える。

ということです。


毎日使う、ガソリン、電気、このお金は最後どこに

支払われていくのでしょうか?
少なくとも化石資源の無い日本では無さそうです。

産油国や石炭、ガス資源を持っている国ですね。


それを太陽や、風といったどこでも、誰でも無料な資源を使って、

地域の人が作った施設で日々の電気に変換すると、地域にお金が残ります。

 

という話です。

 

ドイツでは、このようなエネルギーの作りかたに、巨大電力会社発電から、

だんだんとシフトしてきています。

方法としては、原子力、火力発電から、

太陽光、風力(地上。洋上)発電に切り替えて、それを国中という

大きな単位ではなく、

地域の小さなグループで、地産地消していくという方法です。

しかもこの”ミニ発電所”は地域の住人が出資して作っています。

よってこの”ミニ発電所”に払われる、料金は地域にとどまり、

施設管理の雇用、施設修繕の雇用も生まれ

先ほどのスパイラルの逆で、うまくいっているそうです。

 

日本でも、最近は下火になりましたが、「巨大ソーラー」が

各地に建設されました。

ドイツのように、いいスパイラルになっていくのかと思われましたが、

残念ながら、各地で建設される巨大ソーラー発電は、他地域、

または海外からの資本により建設され、地域住民は無視されている事が多く、

環境への悪影響も出始めて、

すでに巨大太陽光発電は「敵視」され始めている。。。


地域外の人が作った施設のため、その利用料金も地域には落ちず、
環境に与える影響を与える施設だけが地域に残る。という、

「県外の人の収益施設」になってしまっているという現状があります。


なんとも、残念な話ですが、これが現状のようです。

しかし、このようなスパイラル。個人でどうする事もできない大きな事で、

ドイツでも大きな方針は国、地方が策定しそれを住人が「理解・賛同」する

形で、進められているそうです。

個人個人が特別「意欲高い」人たちばかりではない。というところが

印象的でした。

 

では、住まいの方はどうなのか。 これは、次回まとめてみたいとおもいます。

                              つづく。