アナログしらべ Column17 | Eee works Column.

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住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる


先日PHJ松尾理事のFB記事で紹介されていた 相川高信著 木質バイオマス事業 林業地域が成功する条件とは何か を拝読中。

書き出しの「はじめに」で書かれていた
”本書は「この通りにやれば、必ず成功する」といったいわゆる「ハウツー本」ではありません。技術面でより詳しい書籍や雑誌記事が多数ありますが、本で書かれた技術的な知識と現場での実行の間には越えるべきいくつもの壁があるのが実情です。その壁を越えるために必要であるのは、単なる「知識」ではなく、「考える力」、試行錯誤しながら「学ぶ事ができる力」です。”とありました。

 日々の設計業務にも通じるこの言葉。建築を始めた頃は世にWindowsが普及し始め、「いよいよインターネットの時代になるぞー」という時代でした。当然「ググる・」など便利なものはなく、板金のおさまり一つ、大工さんから聞いた「縦勝ち・横勝ち」などの用語の意味。すべてはカタログ、専門書、建築用語辞典など、手当たり次第に引っ張り出して無駄に調べまくるしかない時代でした。時間は掛かるし、締め切りは迫るし、とにかく非効率。(私だけかもしれませんが・・)

しかし、今にして思えばこの非効率こそが「考える力」に繫がっているのではないかと思うのです。いまは、検索BOXに脈略なくキーワードを打ち込めば、こちらが望む回答を予測して瞬時に画面に正解を表示してくれる。しかし、これは回答までの時間的優位性、圧倒的な情報量と引き換えに、無駄に調べた事の、「次への創意・工夫」と「知識の幅」を捨ててしまったのではないかと思うのです。

表示された「正解」を盲信せず、自らの意思で検索BOXに打ち込み、回答を試してみる、発信してみる、間違っていたら改める。これの先に本当の正解があるのかもしれない と思うのですが。

アナログに。。