おはようございます。
ぎっくり腰のため本日まで臨時休職中です。
寝ていれば腰は痛くないけど、動けないため、ひたすらぐーたらしております。
明日はオペ日なので出勤しますが、果たしてこんな腰でオペできるのか…
昨日のマタハラ記事から続きます。
女医は使えないとよく耳にします。
一個人の意見として、聞き流してもらって構いません。
使えるか使えないかといわれると、
子育て中などでフルタイムで働けない女医は、そうでない女医や、男性医師よりは使えないでしょう。
子育てしていても家族のサポートが万全の先生もいます。
両親がそばにいて、保育園の送り迎えやご飯の準備、当直中の子供の世話をしてくれる家庭の先生は、十分使える医者だと思います。
しかし、私のように、両親の手助けはゼロで、何があっても保育園に迎えに行かなければならず、夜も月8回9回も家を空けることが出来ない人は使えない認定でしょうか。
夫は専門職は違いますが同じ医療職です。
夜勤等で夜いない日が2/3です。朝は毎日7時に家を出ていますが、それでも職場に行く時間はギリギリ。7時半には職場に着いていなければいけません。
保育園はどんなに朝早くても7時半からで、夜は18時まで。必然的に私が送り迎え担当です。
お産やオペがなければ18時までに迎えに行くことは余裕ですが、お産やオペは時間が読めません。終わらないこともおおいです。
でも、18時までに迎えに行かなければいけません。
仮に遅れたとしましょう。2回遅れると保育園は退園になります。そうなると仕事にすらいけません。
なのでオペやお産が長引くときは他の先生に代わってもらいます。他の先生とは子供のいない女医さんか男性の医師です。
当直は月4~5回しています。それに昼間の検診等を5、6回。
出来ていない残りの当直4回は誰がするのでしょう。
それも子供のいない女医さんや男性医師です。
私のようなフルで働けない医師の、働けない部分を、そういった先生方が穴埋めしてくれています。
そして、私のような立場はもちろん私1人ではなく常に7,8人はいるので、7,8人分の働けない部分を穴埋めすることになります。
自分だけの仕事量も産婦人科は多いです。そして当直回数が多いです。その上、私達の分も働いています。
そりゃ使えないと言われてもしょうがないです。
でも、使えないなりに言いたいことは、私達はたしかに10は働けませんが5は働けます。
使えないからと邪険にするのであれば、私達が働いている5もいらないということです。
私達が働いている5は本当に不要ですか?
決して上から目線でとか、子供がいることを主張し、権利を得たいわけではないです。
でも、私達だって医療に微力ながら貢献しているとおもっています。
問題は子育て中の女医が使えないと排除することではなく、どうすれば私達を上手く回して医療業務を円滑に行うかだと思います。
そして、子育てしてるからって理由で楽してるっていわれることもあります。
たしかに、フルで働く先生方に比べると仕事量は少なく楽しているかもしれません。
でもその分、対価だって違います。
医師がお金の話をするなんて!って思われるかもしれませんが、医師も生活するために、お金を稼ぐための仕事です。
楽をしている分、当然お給料も少なくなります。
私より下の学年でも、子供のいない先生は私の倍近くのお給料をもらっています。
そりゃ、私よりも倍当直をこなし、お産をとっているので当然でしょう。
私達は子育てして働いていない分お給料も少ないです。
でもそれでいいんです。だって仕事ってそういうものだから。
だけど給料たくさんもらってるのに、女医の分も働かされて不公平だっていわれるのはおかしいです。
不公平っていうのは女医の分も働かされて給料一緒っていうのが不公平じゃないんですか?
私の職場は比較的理解がある職場です。
産婦人科という、新たな命を取り上げる職場だからかも知れませんが、仕事を8時半から17時半までして、保育園に迎えにいって、子供の世話してというのがなんとかできます。オペが長引いても帰らなあかんのやろ?もう帰りといってくれます。
でも、そういう職場ばかりではありません。
産婦人科は人手不足ですし、女医の数が爆発的に多くなってきています。
女医が多いということは当然、妊娠出産育児で一時的に仕事をセーブする人が多いということ。やはり男性医師も必須なんです。
医学科の定員が増えても過酷な科を選択してくれる人は増えません。この現状を打破しないと、女医はますます働きにくくなるでしょうね。