痴呆と詐欺 | 多雨林の少し毒舌な日記

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新幹線を待っている最中の一幕。

 

自由席の列にならび、前の外国人のタトゥーを見ながら

「これすごいな~」と感心していると、

 

その後の車両の列に並ぶ高齢者がこっちを見ている。

 

少し背中が曲がりカートを押した女性。

 

目が合うとこっちに近づいてくる。

 

目の前に来た。

 

知らない人に警戒心をもつのもな~と思いながら、

ただ、さっき並んでたとこいいのかな?と思いながら、

近くに来たので、

 

「暑いですね!」

 

と声をかけてみる。

 

すると、その女性は、

 

「私、痴呆があんねん!」

 

???????

 

まず、今あったばかりのあなたの痴呆には興味がないし、

聞いたのは、気温のことです。

 

一気にヤバイ人メーター急上昇。

 

しかし、ここで会話を切るとメーターの上昇がばれると思い、

 

「あ~、そうなんですか?」

 

と、気にしてないように切り返す。

 

からの沈黙。

 

やばい、これは何か引き出さないと。

 

「暑いですねっ!」

 

リスタート!!!!!

 

「せやな~。暑いな~。てか、外国人ばっかやな~」

 

???????

 

急カーブ。

 

だめだ。対応不可だ、、、、

と思いあきらめかけた時に、

 

新幹線到着。

 

良かった~。やっと来た~。

 

と思った瞬間、そのおばあちゃんいきなり私の目の前に立ちはだかる?

 

???????

 

何事?

 

えっ!だってこの人、違う列に並んでたじゃん?

いきなり来て、少し話しして、いきなり目の前にいるけど、、、、

 

詐欺?

 

あっ!痴呆?

 

いろんな感情と思考回路が交錯しているうちに、

列は新幹線へと向かっていく。

 

そして、おばあさんは私の前を悠々と歩き

新幹線の中に消えていきました。

 

自由席の座席につき。今起こったことを整理する。

 

①おばあさんは違う列に並んでいた。

 

②少し会話をした。→周囲からは知り合いと思われた。

 

③話しは通じていない。→周囲からは談笑と思われた。

 

④前にならぶ。→周囲からは入れてあげた。若しくは、待っていた。

 

⑤搭乗。

 

詐欺じゃん。痴呆詐欺じゃん。

 

そして、高齢者嫌いな若者がこの女性によりまた一人増えていく。