先生、あのね。
携帯、水没。データ………、は辛うじて復活?
生まれてこの方この上なく緊張した呑みの後にそれは起きた。
生まれて初めて、いや、大人になって、兄と呑んだ。渋谷で。二人きりで。
勿論、少しは奢ってもらい、それならでの尚更にの目上の方ならではの接待までもし、トークも無理をしながらの饒舌に。
しっかし、こいつは酒豪。
一時間も経たぬ内に、余りにも会話が弾まぬせいか、ビールを三本空けだしたあたりで、体に異常。
鼻を擦れば、水気を感じ、お絞りで拭えば、何と鮮血。
鼻血タラタラでも酒を止めず、僅か一時間半の会食で六杯近く。
早くに分からないなりに道を教え、帰路を目指すが、そこで第二の刺客、ゲロ。
久しぶりに吐いた。涙も流した。虚しい。渋谷の道は車の多さに比例するほど人はおらず、嬉しいのやら虚しいのやら。
おまけに家に帰っては、腹を下し、下痢も含めてKO。そのまま、汗に汚染された衣服を着たまま、ユニットバスならではの近距離を活かし、シャワーを浴びる。
サッパリした後に、少しばかり裸で眠りこけ、風邪。
起きて、風呂場に置きっ放しにしたジーパンのポケットの膨らみに唖然。
NO!!
辛うじて電源の光が震えるまでは回復したので、頭を乾かす前に30分も携帯にドライヤー。
なんて運の悪さだ、おれ。
渋谷へ行く電車の車中には、お年寄りに席を譲り、改札付近でハンカチを落とした女の子には、怪訝な顔をされながらも拾って届けてあげ、兄と親と兄嫁に充てた、茶菓子の土産までも用意してた、このおれに神はそう思し召した。
何だろう。世の中って面倒くせえ。
明日はいいことあると、いいですなー。
そんなに神は信じないけど、悪いことあれば、良いことある。そのはず。
イ・チャンドンの『シークレット・サンシャイン』も然り。良いことあれば悪いこともあり。
数年前にベストに挙げた『オアシス』から比べれば、数等落ちたが、チョン・ドヨンのような役者は、日本にはまずいないね。あの表情18変化くらいを見れば、美しさを通り越して、惚れる。
愛する人を失っていく悲しみを描いた今作は、近いところで言えば、スサンネ・ビアが撮り続けてきたテーマ性と同じ。
それに比べれば、数等上。イ・チャンドンの巧さは、脚本の緻密さ。小道具、小エピソードの羅列の妙。
今回は鼾か…。まぁそこが弱かったから腑に落ちなかったのかもね。
もう少し分析してやりたいんやけど、上記のエピソードの凹みが強すぎて。
神よ。見放すな。おれを。
ユーロのスペイン優勝に万歳。
おれが開幕当初に挙げていたポイント。中盤の底が保たれるチームが勝つ。
まさにフランスのヴィエラ、マケレレというベテランを擁したフランスはいいところに行くかと思ったけど、ヴィエラ欠場は大きかったし、今大会の一番のサプライズは世代交代。チーム全体での若手育成。
スペインにもいた。決して若手ではないが、次世代を担うマルコス・セナ。
ブラジルより帰化したスペイン代表中盤の底は、今大会のマイMVP。
たぶんに彼も価値を上げ過ぎた。ヴィジャも。共にバレンシアじゃなかったっけ?あれまぁ。
それよりも価値を上げたのは、ロシアのアルシャヴィーンか。彼もビッグクラブに行くだろう。
移籍もヒートアップしてきた。
さて、ロナウジーニョよ、どこへ行く?@