冬の透き通るような空気。
内も外も感情のジェットコースターのように騒ぎたち、ザワザワと混乱と迷いが続く日々。
確かな答えを見つけようとすればするほど、
”自分が正しい”という考えに辿り着いてしまう。
それは、視野が狭くなるということ。
物事は立体的に観るのよ。と教えてくれた東京の母を思い出す。
脳科学で言うと抽象度を上げたり下げたりする事かな。
もう考えるのやめた!と思った瞬間に、
いろいろ観えてきた。
思い返せば
ダンスしている時、
レッスンしている時、
サーフィンしてる時、
気持ちは今ここにある。
今を生きている時間。
なんにも考えない、ただひたすら集中。
反対に、何気ない日常の中では過去や未来へ思考が行ったり来たり。
細かく言えば次の瞬間のことからさっき起きた出来事への思考が頭から離れない。
意識的にも無意識的にも頭の中は過去か未来。
今までたくさん知識は得てきたけど、
知識でしかない部分が多い。。
エネルギーは方向性に向かって走る。
遠い未来を探し求めるよりも、
今この瞬間にエネルギーがここにある事の重要さが欠けていた。
よく地に足をつけなさいと言うけれど、地に足がつかない状態の中でリアルに体験できた。
思考や心=エネルギー が今ここにない状態。
そりゃぁ、地に足つかないわねって初めて気づいた。
あっちこっちに分散されているエネルギー。
散々学んできたはずの思わぬ盲点。
今の自分を置いて先の事を予測しても、
1分前に起きた事を引きずっていても、
今この瞬間は開けないし、感じる事はできない。
全く新しい瞬間なのに。
瞬間瞬間、全てがフラットだとしたら?
なんだかワクワクしない?
こんな事がポツリポツリと頭を駆け巡ってるうちに、バシャールやヴィパッサナーや東京の母の伝えたい事がようやく私の腑に落ちた。
過去や未来への執着を捨て、恐れずに今を生きてみたいと思った。
何かを考えてないと不安だったのかもしれない。
何かを求めたり、答えを探してないと不安だったのかもしれない。
でも、
自尊心と希望さえあれば今を生きる事は怖くないのかもしれない。
そしたらもっと今の感情を感じ切れるかもしれないし、今必要な答えが見つかるかもしれない。
自然は一秒とも止まる事なく流れている。
変化するのは当たり前。
そんな自分も常に変化していいんだ。
そこに留まろうとしなくたっていい。
誰かにとっての、いつもの自分でいる必要もない。
言葉だけじゃ難しいけど、、、
とことん今に集中していこう。
未来はそのうちに'今'としてやってくるの。
Mahalo Nui Loa.



