甘いマスクと声で人気の松田一利の登場です。いつもの調子で散り弾ちなーくにー、そして仲座兄(アフィー)を唄いました。彼は北谷エイサーの地謡えー出身やそうで、得意の仲順流れ東(あがり)方節を唄いました。そう言えばコザに行く途中、北中城村のあたりで仲順ちゅう地名を見かけましたね。
 
 
イメージ 1ドラや太鼓の効果音と共に登場したのは仲宗根創。オリジナル曲のマーラン船を。マーラン船とは山原船とも言われ、島々や大和との交易に活躍した中国伝来の船のことらしいです。私もうまく唄えんで苦労しよる恋語れーをしっかり唄うた後は、富原なーくにー、ハンタ原で盛り上げてくれました。さすがですね。彼、客あしらいも上手で、踊る男の子を舞台に上げ、名前を聞いたりしよりましたよ。
 
斉藤まーみー、知念梢とその娘が登場しました。まずはテーマ曲でもあるいめんしょり伊江島でごあいさつ。続いて赤田首里殿内をフリ付で。4歳ぐらいでしょうか。娘の何と愛らしいこと^^。伊江島の唄雨降い花染み、初めて聞きましたがよかったです。
 
イメージ 3さあ、去年度肝を抜かれたトゥルルンテンの番です。まるで宇宙人か妖怪人間の出で立ち。国頭サバクイの後はトゥルルンテンのテーマ曲。うんじゅが情きどぅ頼まりるでは大和口と交互に唄い、本土からの客へのサービス。喜納昌吉のイチムシ小のユンタク。そして恐れちょったアノ出し物^^、そう、丘の一本松を。去年も見たけん、たまがらんやったけどね。このグループ、ドタバタだけではないようで、紅一点の のんちゃんは、てるりん祭プレイベントにも出演した実力者で、この後も太鼓伴奏に駆り出されよりました。のんちゃんの民謡、じっくり聞いてみたいです。
                    
 
先ほども出た松田一利、仲宗根創と一緒に出てきたのは東京出身の伊藤幸太。予定にはなかった人です。いきなりヤッチャー小、汀間当で盛り上げ、伊藤独唱で八重山の高那節を。うむむ、これはうまい。大したもんです。次にコザのご当地ソング越来ヨーを松田、仲宗根で唄いました。仲宗根は松田の1オクターブ上を弾きよりましたよ。器用ですね。
 
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新聞より転載
いよいよ待ちに待った我らが女王(Unsre Koenigin)我如古より子さんと照屋美奈子さんです。南国育ち、トゥルルンテンつながりで^^、踊やびらトゥルルンテンを唄いました。踊りたくなる調子のいい曲です。(コッソリ、昨夜は娘ジントヨーと女工節唄う ち 言いよったに、どげえなったん?^^)
次に宮沢和史とヒカリ君まで引っ張り出して、島唄を熱唱。期待しちょらんやった島唄を聞けてよかったけど、、。ハハア、昨夜ヒソヒソ相談しよったのはこのことやったんかな^^。
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暑いのにご苦労様
17番目にてるりん祭にはなくてはならん人。てるりんと共にワタブーショーを担うた仲本興次が登場しました。まずあんやんてぃんどーを。いつもの通り終始うちなーぐちで、「いつの間にか 林助ゆか しーじゃ なてぃ ねーんたん」(年上になって しもうた)ち 感慨深げに語った後、かてーむん職業口説を唄いました。
 
この頃になると暑さは絶頂。ジリジリ日焼けしよるのが分かります。左側に座ったのはちょうど木陰になったからでしたが、午後になると、、^^。やっぱ右側に座ったのがよかったかな。