どうも，10月なのに日焼けが飛躍的に進行した麻呂です．
本日はF1日本GP2日目で，セッションはFP3と予選でした．
まぁ，FPはチームやドライバーとかによって実施内容が違うから，あんまりタイムで云々語るのは適切じゃないので，飛ばします．
今日は，今まで生でF1見てきた中で，最もエキサイティングな予選でした．
まずQ1．24台からラップタイム上位17台をQ2に進出させるための第1関門です．
Q1落ちの7台のうち6台は決まりきってるのであれこれ言いませんが，その他の18台がいきなり凄いことに…．
Q1トップタイムはLotus RenaultのRomain Grosjeanで1:32:029．
で，18位でノックアウトされたWilliams RenaultのBruno Sennaは1:33:504
なんと，首位からノックアウトゾーンまでのタイム差が1.5秒以内という，例年のQ1では考えられないほどの大混戦！
今年は他のGPでも大体同じような感じなのでドライバーはもはや慣れっこなんでしょうけど，今年のF1を生で初めて見る多くの観客は私含め絶句しちゃったんじゃないでしょうか？
で，そのQ1で一番魅せてくれたのが，引退を控えたMichael Schumacher．
チェッカー直前のラップでミスしてしまい，Q1残り2秒を残した段階でノックアウトゾーンに．
チェッカー2秒前から始めたラストアタックラップ．後がないためそのままプライムタイヤでアタックし，ギリ16番手でQ2進出を決めてくれました．
やっぱこの人の勝負強さは本物です．
次，Q2．
残った17台のうちラップタイム上位10名の最終予選進出者を決定するためのセッションで，7名がノックアウトされます．
去年までは，トップチームはQ2でもプライムタイヤを序盤で使って様子見，みたいなことがよく行われてましたが，全員いきなりオプションタイヤ(コンパウンドが柔らかくて速いけど，耐久性がない)で勝負に出てました．
今年のQ2ノックアウトゾーンは，なんとQ1上位2位程度のところにラインが来るという，これまた緊張感のあるセッションでした．
ドライバーにとっちゃ，難しい鈴鹿なのにまったくミスの許されない状況ってのは，本気で胃が痛くなるほどの重圧なんでしょうね…．
ほとんどのドライバーはしっかりベストラップを決めましたが，もうこれは本当に素人では全く分からない領域の些細な差でQ3進出者とノックアウトされる者の違いが出た，としか言いようがないですね．
最後，Q3．
ポールポジションを賭けた戦いで，このセッションでF1マシンの最高の性能が見れます．
もう結果は言わずもがな，かな？
やっぱりこの人，Sebastian Vettelが異次元ラップでポールを決めてくれました．
自他とも認める鈴鹿好きで，「鈴鹿サーキットは神が創ったサーキットだ」と絶賛するほどの人です．天性の一発の速さと，圧倒的なハイダウンフォースマシンがコラボレーションすると，こんな独壇場状態になっちゃうんですね．
タイムは全ドライバー・全セッション唯一の30秒台，1:30:839．
口あんぐりでしたｗ
(撮影日は昨日)
2位はVettelのチームメイト，Mark Webber．
やはり鈴鹿ではRed Bullが強いのか．
3位は，毎年尻上がりに調子を上げることに定評のあるMcLarenのうち，Jenson Buttonの方でした．
そして，F1日本代表こと小林可夢偉は，アタック中に目の前のKimi Raikkonenがスプーンコーナーでスピンしてイエローフラッグが出るような状況で，レギュレーション遵守のためスプーン立ち上がりでDRSとKERSの使用を自主規制して加速を妥協したにも関わらず第4位を決めてくれました．
勝負事にIfは禁物かもしれませんが，Kimi Raikkonenのミスがなければもう一つくらい順位を上げれたかもしれませんね…．
ただ，Jenson Buttonはギアボックス交換で5グリッドダウンは決定されていたため，小林可夢偉の順位は1つ繰り上げられ3位スタートに．F1日本GPで，歴代日本人ドライバーの中で最高位からのスタートとなります．
でも，真横に，あの危険人物が…．
明日はミサイル暴発が起こらないことを祈るのみです．
そして，無敵すぎるRed Bullに勝てとは言いませんが，この位置からなら，是非とも表彰台を…！
明日も早いので，今日はこの辺で．
昨年は決勝のレポート書く気になれない終り方だったのでサボっちゃいましたが，今年こそはレポート書かせてくれ…！
では．
本日はF1日本GP2日目で，セッションはFP3と予選でした．
まぁ，FPはチームやドライバーとかによって実施内容が違うから，あんまりタイムで云々語るのは適切じゃないので，飛ばします．
今日は，今まで生でF1見てきた中で，最もエキサイティングな予選でした．
まずQ1．24台からラップタイム上位17台をQ2に進出させるための第1関門です．
Q1落ちの7台のうち6台は決まりきってるのであれこれ言いませんが，その他の18台がいきなり凄いことに…．
Q1トップタイムはLotus RenaultのRomain Grosjeanで1:32:029．
で，18位でノックアウトされたWilliams RenaultのBruno Sennaは1:33:504
なんと，首位からノックアウトゾーンまでのタイム差が1.5秒以内という，例年のQ1では考えられないほどの大混戦！
今年は他のGPでも大体同じような感じなのでドライバーはもはや慣れっこなんでしょうけど，今年のF1を生で初めて見る多くの観客は私含め絶句しちゃったんじゃないでしょうか？
で，そのQ1で一番魅せてくれたのが，引退を控えたMichael Schumacher．
チェッカー直前のラップでミスしてしまい，Q1残り2秒を残した段階でノックアウトゾーンに．
チェッカー2秒前から始めたラストアタックラップ．後がないためそのままプライムタイヤでアタックし，ギリ16番手でQ2進出を決めてくれました．
やっぱこの人の勝負強さは本物です．
次，Q2．
残った17台のうちラップタイム上位10名の最終予選進出者を決定するためのセッションで，7名がノックアウトされます．
去年までは，トップチームはQ2でもプライムタイヤを序盤で使って様子見，みたいなことがよく行われてましたが，全員いきなりオプションタイヤ(コンパウンドが柔らかくて速いけど，耐久性がない)で勝負に出てました．
今年のQ2ノックアウトゾーンは，なんとQ1上位2位程度のところにラインが来るという，これまた緊張感のあるセッションでした．
ドライバーにとっちゃ，難しい鈴鹿なのにまったくミスの許されない状況ってのは，本気で胃が痛くなるほどの重圧なんでしょうね…．
ほとんどのドライバーはしっかりベストラップを決めましたが，もうこれは本当に素人では全く分からない領域の些細な差でQ3進出者とノックアウトされる者の違いが出た，としか言いようがないですね．
最後，Q3．
ポールポジションを賭けた戦いで，このセッションでF1マシンの最高の性能が見れます．
もう結果は言わずもがな，かな？
やっぱりこの人，Sebastian Vettelが異次元ラップでポールを決めてくれました．
自他とも認める鈴鹿好きで，「鈴鹿サーキットは神が創ったサーキットだ」と絶賛するほどの人です．天性の一発の速さと，圧倒的なハイダウンフォースマシンがコラボレーションすると，こんな独壇場状態になっちゃうんですね．
タイムは全ドライバー・全セッション唯一の30秒台，1:30:839．
口あんぐりでしたｗ
(撮影日は昨日)
2位はVettelのチームメイト，Mark Webber．
やはり鈴鹿ではRed Bullが強いのか．
3位は，毎年尻上がりに調子を上げることに定評のあるMcLarenのうち，Jenson Buttonの方でした．
そして，F1日本代表こと小林可夢偉は，アタック中に目の前のKimi Raikkonenがスプーンコーナーでスピンしてイエローフラッグが出るような状況で，レギュレーション遵守のためスプーン立ち上がりでDRSとKERSの使用を自主規制して加速を妥協したにも関わらず第4位を決めてくれました．
勝負事にIfは禁物かもしれませんが，Kimi Raikkonenのミスがなければもう一つくらい順位を上げれたかもしれませんね…．
ただ，Jenson Buttonはギアボックス交換で5グリッドダウンは決定されていたため，小林可夢偉の順位は1つ繰り上げられ3位スタートに．F1日本GPで，歴代日本人ドライバーの中で最高位からのスタートとなります．
でも，真横に，あの危険人物が…．
明日はミサイル暴発が起こらないことを祈るのみです．
そして，無敵すぎるRed Bullに勝てとは言いませんが，この位置からなら，是非とも表彰台を…！
明日も早いので，今日はこの辺で．
昨年は決勝のレポート書く気になれない終り方だったのでサボっちゃいましたが，今年こそはレポート書かせてくれ…！
では．