笹やんの呑兵衛日記(読むだけで美味しく元気になる食エッセイ。薬剤師なので時折ダイエットやアンチエイジングネタも)

笹やんの呑兵衛日記(読むだけで美味しく元気になる食エッセイ。薬剤師なので時折ダイエットやアンチエイジングネタも)

飲兵衛で食いしん坊の佐々木芳樹、通称:笹やんの食エッセイ。
時に、薬剤師として、ダイエットや美肌、育毛など健康についても語ります。
日々の徒然などもつぶやきます。
職業は薬剤師&消費生活アドバイザー。
九州CS経営研究所(EDDY'S合同会社)代表

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『転機を迎えたドル円相場とアベノミクス』


 ご覧のグラフははドル円相場の長期チャートで、特別な分析ソフトを組み込み、様々な相場予測に活用している。
実は、
2012年春、私は2007年秋以来進み続けた円高が終止符を打ち、円安トレンドに転換すると周囲に告知した。
円安トレンドは、少なくとも数年以上は進むと予測したのだが、正にそのとおり円安トレンドは4年間続いたわけだ。
2012年12月アベノミクスが始まり、円安が加速し日本経済が潤ったのは、しごく当然の成り行きだった。


しかし、

今年2016年1~2月を転機に、円安トレンドは終焉したとみている。
今後のドル円相場は、最低でも数年間は、円高に進むと予想できる。

一時的な上げ下げはあるが、目先の動きに惑わされてはならない。
中長期の視点でみると、確実に円高が進むと考えられる。
企業も個人も、「円高が数年以上続く」ことを常に念頭におき、投資活動を行うべきである。
これから政府や日銀がアベノミクスで様々な政策を実行しても、円高の大きな流れは変わらないだろう。
円高トレンドへ転換した矢先に、消費税増税の2年半延期が決定されたことは、とても興味深い事実である。


最後に一言。
「この円高は数年以上続く。」
(信じるものは救われる。ま、当たるも八卦、当たらぬも八卦なんですが・・・)


*分析ソフトに興味のある方は、九州CS経営研究所http://yoshiki-sasaki.jimdo.com/ までご一報下さい。

 外為相場、日経平均、ダウ、金相場等々、活用の幅は無限大です。



『バレンタイン河豚』

毎年、バレンタイン前後に、河豚のミガキを取り寄せる。
なぜバレンタインの時期かというと、厳寒のこの時期、河豚の味が一番乗っているからだ。
ミガキとは、専門の河豚調理人が予め有毒部分を綺麗に掃除してくれたもので、素人でも安心してそのまま料理できる優れもの♪


今年は、熊本の養殖場から、獲れ獲れピチピチの河豚がきた。
生きた河豚を捌いたものが、翌日には玄関に届く。
ホント良い時代になったものだ。
1.2kgサイズなので、4~5人前は充分にある。
我が家では、少し厚めの刺身に引き、
さっと昆布だしに潜らせ、シャブシャブにする。
このとき火を通しすぎないのが肝要だ。
表面が白んだ河豚身で薬味葱を挟み、自家製ポン酢で食すと、
「くひい~~~っ!」
美味すぎてもう~箸が止まらない。

活け河豚のコリコリ感と口いっぱいに広がる旨味を堪能した後、
ヒレ酒をグイっと飲るのが醍醐味だ!


「過ぎ行く冬をシミジミ感じながら、春の到来を愛でよう・・・
  嗚呼・・・幸福♪・・・口福♪ 」


追伸)

我が家ではここ十年来、信頼する鮮魚店から取り寄せていたが、今年から店を変えた。
なんと、養殖場から直に送ってくれる業者があった。
熊本の天草海産から取り寄せをしたが、さすが生産者直送なのだ。鮮度と品質が素晴らしい。
1.2kgサイズの活け河豚みがきが、送料込みで6500円也。
高くて美味いはあたりまえ。

「ほんま安くて美味くて、ビックリポンや!」


https://www.amakusa-kaisan.co.jp/ec/



 笹やんは11月後半、プーケットの浜辺でゴロゴロしていた。
宮崎にいても、ゴロゴロしているので、行動にあまり変化はない。(笑)

プーケットに通いだして、もう20年以上になるだろうか。



行き着けのレストランは、「サラロイシーフード」。

静かな漁港ラワイビーチにある海鮮レストランで、魚介の鮮度と味が良く、

コストパフォーマンスも最高だ。

パトンビーチあたりのレストランの半額で、数倍美味しい海鮮が堪能できる。

小さな店なので、旅行ガイドにもほとんど載っていない。(と思う)
写真は名物、シーフードサラダ「ヤム,タレー」

 ・・・・・・の残骸(笑)。



もともとは、皿の上に新鮮な海老やイカなど魚介類が舞い踊るのだが。
美味し過ぎて、写真を撮るのも忘れ一心不乱に食べ続け、気づくと御覧のとおり唐辛子の山だけが残った。


一口でその辛さに舌が悲鳴をあげ、脳天から爪先まで全身の毛穴という毛穴が開き、一斉に汗を吹き出す。
美味いけど辛い、辛いけど美味い。
辛いから止めたい、でも美味いから止められない。
止められない、止まらない。

「本場のタイ料理には言葉に出来ない、本能を揺さぶる魔力がある。」







11月末は、バンコクで過ごした。

昨日から、心の中はフカヒレ気分だ。
矢も盾もたまらず、朝からバンコクのチャイナタウン、ヤワラー通りに繰り出した。
目指す店の名は「和盛豊」・・・現地には漢字で大きな看板あり
名物はフカヒレスープ。



2000円ほど出せば、夫婦二人で十分満足出来るのだから堪らない。
カニ肉やホタテ貝柱のダシが効いたスープに、トロトロのフカヒレがこれでもかと入る。

「一度食べたら、病みつきの中毒になる。」

だから小生はバンコクに来ると、フカヒレ気分で満たされる。
→(冒頭に戻る)
エンドレスやあ~(笑)


もうかれこれ、20年以上飽きず繰り返す笹やんである。


(なお、和盛豊はバンコク中心街にも支店があるが、笹やんはヤワラー通りの本店しか行かない。)




 プーケットには、もう20年以上通っている。
いくつかのビーチを泊まり歩いたのだが、
最終的には喧騒を避け、静かな漁港のラワイビーチに落ち着いた。
漁港なので、プーケットロブスターなど魚介類が新鮮で、しかも安いのが嬉しい。


永年お世話になった常宿エヴァソン・プーケットにはプライベート島があり、とても気に入っていた。
無人島で過ごす何もしない時間が素敵だった。
そして何よりエヴァソンはそのサービスが秀逸だ。
チェックインすると、シャンパンと花束で歓迎してくれる。
朝食のレストランに顔をだすと、何も言わなくても好みの焼き加減でオムレツを出してくれた。
まるで魔法のようなサービスが懐かしい。
残念ながら、エヴァソンが無くなり、もう5年ほど経つだろうか。
再開の噂などもあったが、未だ動きはない。

2015年12月現在、情報はない。


 仕方なしにと言うと語弊があるが、
昨年から、同じくラワイにあるラワイパームビーチホテルにお世話になっている。
このホテルは、中庭にあるプールが素晴らしい。
熱帯植物に囲まれ、まるでジャングルいる様な気分になれる。
滝の流れるプールを取り囲む客室からは、水着のままダイレクトにエントリー出来る。
ビーチから戻り夕食までのひと時、身体と心を休めるには最高のロケーションだ。
新しいホテルなので、まだまだサービス面で気になる点はあるが、気長につき合おうと思っている。


「良いサービスは、客が育てるものだから。」


 今でも時々思い出す。
エヴァソンで、あの魔法のオムレツを焼いてくれた、卵焼き担当のおばさんは元気だろうか・・・。



第47話『水出し粉茶で健康美白』・・・緑茶の裏技


 先ごろ、国立がんセンターなどの研究チームが、コーヒーや緑茶に長寿効果があるという疫学調査の結果を発表した。
知っているひとも多いと思うが、
結論をチョー簡潔に言うと、
 

 「コーヒーや緑茶をよく飲むほうが長生きするようである。」



対象が全国9万人で19年間の調査なので信憑性も高い。
ポリフェノールやカテキンが、循環器や呼吸器に良い影響を与えるらしい。


 かく言う私は、毎日コーヒーなら3杯、緑茶となると5杯以上は飲んでる。
私の財産を腰トントン、
もとい、虎視眈々と狙う家内には悪いのだが、
 

 「意外に長生きするかも知れない。」


ちなみに、小市民なので財産はたいしてない。

 私は自宅ではもっぱら粉茶を愛飲している。
そう、大衆的な寿司屋に行くと、大きな湯飲みに並々と注がれるあれだ。
大き目の湯飲みに、粉茶を小さじ1杯。
ヌル目のお湯を注ぐと、ハイ出来上がり。
急須もいらず、チョー簡単。
簡単だから、まるでインスタントコーヒーを飲むみたいに、粉茶をがぶ飲みするのだ。


 「私の血管には、粉茶が流れている。」


 実は最近、粉茶の入れ方を変えたら、劇的に美味くなった。
グラスに粉茶を入れ、浄水器から水を注ぎ、15分待つだけ。
写真のごとく、薄い黄緑色になったら飲み頃だ。
たったこれだけで、お茶の味がガラリと変わった。


 「美味い!」


安物の粉茶が、香りたかい高級茶に変わった。
旨味が強く、苦味はほとんど感じない。
いつものお茶とは思えないほど美味しく変身した。


 「この分だと、1日10杯は飲めそうだ。」

 美味しくなる仕掛けはこうだ。
水出しにすると熱が加わらないので旨味成分テアニンがほとんど壊れず効率よく抽出され、甘みが増すそうだ。
逆に、苦味成分タンニンやカフェインは抽出されにくいので、さらに甘みが強く感じられる。
水出しでも、カテキン類の一種エピガロカテキンがしっかり抽出されるので健康効果も期待できる。

 粉茶の場合、底のほうに沈んだ粉もまるごと飲んでしまえば、脂溶性の健康成分も全部摂取できるので合理的だ。
ちなみに、緑茶の成分の約7割は脂溶性なので、茶殻のほうにビタミンAやビタミンE、食物繊維や葉緑素が含まれている。
美白や抗酸化効果を期待するなら、茶殻も大事な栄養だ。
緑茶は普通の飲み方だと、これら栄養成分をほとんど捨てているのである。


 「もったいない。もったいない・・・。」


粉茶をまるごと飲んでしまえば、茶殻もゴミにならず一挙両得だ。


 「決してケチで言うのではない。地球に優しいエコなのだ。」


ついでに言えば、粉茶は価格が安いので、懐に優しい。
 

 「やっぱ、ケチやんけ!」←(大阪名物つっこみ)

なにはともあれ、

美味しい緑茶を飲みたいなら、
健康に長生きしたいなら、


「水出し粉茶」

ぜひ、お試しあれ。

[参考]・・・とても良いヒントになりました。
7月1日「ためしてガッテン」で放送されたガッテン流氷水出し緑茶を参考にしたが、同じではない。
放送では、粉茶でなく普通の煎茶に氷水を使っていた。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/recipes/R20150701_01.html










『舌苔を100%綺麗にとる裏技』(改訂版)


今日は健康ネタだ。

とても私事で恐縮だが、私はもともと舌が白い。
子どもの頃から白い。
母が同じく白かったので、遺伝だと諦めていた。

それが舌苔と呼ばれるのを知ったのは、かなり後のことだ。
風邪など体調不良で通った医院などで、ついでに舌苔について相談しても、
「胃腸の調子が悪いのかも。」
「特に病的なものじゃない。」
「気になるなら、歯ブラシで磨いてもいいよ。」
昔、医師の答えはたいていこんなもんだった。

実は、私も老化のせいか唾液量が減っているようで、ここのところ舌苔が増えているようだ。
子どものころから舌が白いのはあたりまえだったので、特に気にも留めていなかった。
しかし最近、歯科に通いだして歯科衛生士さんから毎日舌磨きをしたほうが良いと勧められた。
で、早速舌磨き用のブラシを買って手入れを始めたのだが、これが一筋縄ではいかない。
なにせ子どもの頃から数えて50年以上蓄えてきた舌苔である。
相撲に例えると横綱級といっても過言でない。
力任せにゴシゴシやっても、簡単にとれるような代物ではない。
いやもとい、簡単に取れる白物(?)ではない。
「じゃ、どうやって舌苔をとったらいいんだ???」
で、迷いに迷い、東奔西走、沈思黙考、唯我独尊、我田引水、荒唐無稽・・・・・・なにがなんだかワカラナイ(笑)
解ったことは、
「舌苔のとり方にスタンダードな方法は確立されていない。」

「まず、舌苔とはなんだろう?」
疑問に思い、調べてみた。
舌苔があること、イコール異常ではない。
舌苔の実態は食べ物のカスや舌粘膜の老廃物が口内細菌で分解したものだ。
健康な人でも多少はある。
通常は唾液の自浄作用で洗い流されるので、無理にとる必要はない。
ただし、老化や体質などで唾液の量が極端に少ない場合は口臭の原因になるので、手入れが必要だ。

「では、どうやって舌苔をとれば良いか?」
薬剤師&消費生活アドバイザーとしていろいろ調べ、専門家の意見なども参考にしながら理想の方法を編み出した。
到達した舌苔除去の必殺技は以下のとおりだ。

まず、舌磨き用のブラシは何が良いか?
「ブラシは写真のW-1が舌苔!お勧め、
           もとい絶対!お勧めだ。」
舌磨き用のブラシを色々試した結果、圧倒的にこれが良い。
特にメーカーからリベートを貰っているわけではないので信用してほしい。
独断と偏見ではなく、実際の効果からお勧めしたい。

「舌苔除去に重曹を使うこと。」
舌ブラシを水道水で濡らして、その表面に少量の重曹をふりかけ、そのまま舌の奥から手前に向かってやさしく擦る。
決して前後にゴシゴシではなく、奥から手前一方向にブラシを優しく引くイメージだ。
舌に当たる部分が柔らかいので、粘膜を傷つける心配がない。
痛みもない。
10~30回ほど先ほどの手順を繰り返す。
くれぐれも前後にゴシゴシはやらないことだ。
仕上げに、重曹を溶かした水で数回うがいをしたら、口臭予防にもなり完璧だ。
以上で時間にして3分以内。
これだけで、あれほど頑固だった舌苔はみるみる取れた。
1回の手入れで完璧に落ちなくても、毎日繰り返すと徐々に舌苔が薄くなり、舌全体が綺麗になる。
舌磨きは、1日に1回、朝食後だけで充分だ。
決して1度に除去しようと焦らないことが肝要だ。

舌苔がきれいに取れる魔法の種は、なにより重曹にある。
重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで、ベーキングパウダーなどにも添加されている身近な物質だ。
弱アルカリ性の性質があり胃酸を中和する胃薬としても使われるので、飲み込んでも身体に悪影響はないので安心だ。
肝心の舌磨きでの役割だが、重曹は舌苔に含まれる老廃物、たんぱく質などをアルカリで中和しながら分解してくれるのだ。
その作用は非常に緩和なので、粘膜を傷つける心配もない。
また、虫歯の原因となるミュータンス菌の作り出す酸を中和する効果も期待できるので、重曹は口腔ケアに大いに役立つ。

重曹は手軽に手に入るのも良い。
近所の薬局薬店で売っている。
500gでおよそ300~500円。
1回に使う量は1~2g程度なのでとても経済的だ。
私は市販のうがい薬や歯磨き粉など色々試したが全く効果がなかった。
あと補足だが、歯ブラシは固すぎて舌を痛めるので絶対使わないこと。
専用の舌ブラシを用意しよう。


結論、

 「舌苔の除去にはW-1と重曹が決めてだ!」



今朝、市場を覗いたら、30cmもあろうというナマコをみつけた。

太さも赤子の腕ほどもあり、


「まさにナイスボディだ!」

(ナマコにナイスボディは珍妙だが、ナマコ偏愛主義の私にはそう見えた。)


海水が入ったビニール袋の中で、艶めかしく蠢き私を誘う。

赤い色が食欲をそそる。

「参った!」


決して安くない値段だったが、迷わず買った。

ほかのものには一切目もくれず、ナマコだけを懐に家路についた。

 ・・・(想像するとちょっとアブナイ)



さて、ナマコの調理なのだが、

さばき方は簡単だ。

両端、頭と尻尾の先をポンポンと切り落とす。

どっちが頭で、どっちが尻尾か知らないが、そんなことはどうでもよい。

お腹を一文字に切り開く。

このとき、中の腸を潰さないよう慎重に包丁を入れるのが肝要だ。

慎重に慎重に腸を取り出し、別に取っておく。

ナマコの身は、縦に一刀両断する。

あとはなるべく薄く切って三杯酢に漬ければ、ナマコの酢の物は完成である。


実は、別に取り置きした腸が大切だ。

30cmもある巨体から、盃にほんの少ししか取れない。

「ホントに貴重だ。」

ナマコの腸は、塩水で丁寧に洗う。

砂や泥は綺麗に落としながら、腸の中身を落としすぎない。

このあたりの手加減が難しい。

綺麗に掃除した腸は、薄塩で塩辛にする。

これぞ天下の珍味「海鼠腸(このわた)」である。・・・写真左


さきほどナマコ偏愛主義と言ったが、

実のところ、私はナマコの身より海鼠腸のほうが100万倍好きだ。

言い換えれば、

「海鼠腸偏愛主義者なのだ。」


ナマコ好きはあの香りと歯ごたえにやられるというが、

私の場合は海鼠腸の香り、

いや臭気といっても過言でない・・・あのナマコ臭さにやられる。



ナマコの旬は冬。

とくに厳寒期のものは寒ナマコと呼ばれ、味がひときわ良いことで知られるのだが、春のナマコも趣き深い。

春真っ盛り、宮崎では桜が咲き始めたが、

今日は花冷えで、吹く風が肌寒い。

今晩は、ナマコを肴に熱燗で一杯飲ろう。

海鼠腸を口に含み、ひと噛みふた噛み、

口中いっぱいに広がる香気を味わい、

燗酒を舐めるように含む。

「嗚呼、口福だ・・・」



名残のナマコを味わいながら、往く冬を愛で、春の到来を祝おう。

「日本の四季は素晴らしい。」





またまた、お待たせしました。


気の短い読者からザビエル再生3点セットについて、

「もったいぶらずに、早く教えろ!」

という、お叱りの声が聞こえてきた。

「このやろー!こっちは禿げるかどうかの瀬戸際だい!」

薄毛の切実な叫びまで聞こえてきた。


 「猛省」


本題に入ろう。

「亜鉛」に続いて、育毛に必須なものとは?


少々、前置きが長くなるが・・・

さっき怒鳴ってた薄毛のひと、もうしばらく我慢して読んでください。


私は以前、結構過激なダイエットをした時期がある。

運動嫌いなので、食事制限を徹底した。

結果、短期で体重はみるみる落ち見事ダイエットに成功したのだが、大きな副作用が待っていた。

食事制限を始めて、数ヶ月経ったころから、


 「髪の毛が抜けた。

   みるみる抜けた。」


朝シャンの後、ドライヤーの風に乗って、残り少なく貴重な髪の毛がハラハラと舞い散った。


 「おい、おい。(泣)」


バランスの悪い食事が、髪の毛に大きなダメージを与えたのだ。

その後、食生活の改善やサプリメント摂取など様々な対応策で、現状に回復したわけだが・・・

この経験で、骨身に凍みて実感した。

髪の毛を作る材料であるたんぱく質、そしてビタミン類や亜鉛など多くの栄養が足りていなかった結果であった。


「ビタミンが足りない!」


髪の毛や皮膚が新しく再生するためには、各種ビタミン類が必須なのだが、残念ながら現代人は不足気味のようだ。

インスタント食品や外食が充実し、バランス良い食事を摂ることは益々難しくなっている。

私の体験からわかるとおり、ダイエットの際には特に不足するようだ。


で、結論なのだが、

私自身が無精者なので、面倒な食生活の改善を言うつもりはまったくない。

 

「マルチビタミンを1日1~2粒飲もう。」



1か月分で数千円以内なので、懐に優しい。

育毛にとても良い。

お肌の再生にもとても良い。

全身の血流を良くするので、健康全般にとても良い。

まさに、良いことずくめだ。


私は、30代半ばからもう20年ちかく、あるマルチビタミンを飲み続けている。

朝夕1粒、ポイッと一口。

簡単だ。

で、効果だが、50代のおっさんと思えないくらい、肌艶がよい。

すぐに効果が出るというより、5年後10年後、飲まない人と差が付いている。

老化のスピードをほんの少しゆっくりにしてくれるのかも知れない。

そんな気持ちで飲み続けよう。


もう一度言う。

「マルチビタミンを1日1粒飲もう。」


髪の毛にぜったい良い。

お肌にも良い。

なにより、健康に良い。




さて、

「マルチビタミンは色々あるが、なにがよいか?」


信頼できるメーカーのものであれば、特に銘柄にこだわらなくて良い。

*下記成分が入っていれば十分だ。

 (たいていのマルチビタミンには入っている。)

  

  ビタミンA

  ビタミンB1、B2、B6、B12

  ビタミンC

  ビタミンE

  ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸など



で、自分で銘柄を探すのが面倒くさいひとには、こちらをお勧め。

笹やんも飲んでいて、非常に調子よい。

アンチエイジングに良いという、レスベラトロールやCoQ10、抗酸化作用のあるザクロやアサイー、お通じやダイエットに良い酵素まで入っている。

また、亜鉛も含むので育毛や美肌にはとっても良い。

1日3錠と表示されているが、1日2錠で充分だ。

日ごろから食事が不規則なひと、ダイエット中の人は3錠飲もう。


「アライブ!鉄なし」(男性用)

http://jp.iherb.com/Nature-s-Way-Alive-Multi-Vitamin-No-Iron-Added-180-Tablets/4120?rcode=LBM232


〔要注意〕鉄分に注意!

世の中にはマルチビタミンで鉄分を含むものがあるが、男性は避けたほうが良い。

女性は生理の関係で鉄分が不足しがちだが、男性は足りている。

過剰な鉄分は肝臓や胃腸に負担になるので絶対に避けよう。


参考)「アライブ!鉄あり」(女性用)


http://jp.iherb.com/Nature-s-Way-Alive-Once-Daily-Women-s-Multi-Vitamin-60-Tablets/39614 ?rcode=LBM232