但馬農業高校(兵庫県養父市八鹿町高柳)の畜産科3年生5人が9日、香美町村岡区福岡の薫製店「香味煙」を訪問し、薫製の作り方を学んだ。ブロイラーの飼育について学ぶ生徒たちで、加工や販売などの手法を研究。県内11校が参加する県学校農業クラブ連盟大会で、発表する。
同校の畜産科は「但農鶏」のブランドでブロイラーを育てている。2年前から同店に依頼し、薫製を製造。11月の文化祭などで販売してきた。薫製の機器などは既にそろえており、将来は生徒たちによる薫製の製造、販売も目指している。農業クラブ連盟大会は24、25日に加古川市で開かれる。
この日はブロイラーについて学ぶ3年生8人のうち、5人が来店。同店を経営する井上利夫さんから、製造手法や注意点などを聞いた後、塩漬け液に漬けたり、煙をかけたり、実際に作業しながら手順を学んだ。10日も来店し、スライスして真空パックにするなど商品化するための作業などについても学ぶ。
同校では1度、薫製づくりを試みて失敗しているという。生徒の1人(17)=養父市=は「自分たちが一生懸命に育てた鶏。調理するのには複雑な思いがあるが、どうせなら、おいしい薫製に仕上げたい」と話していた。
出典:神戸新聞
恵那市大井町の恵那農業高校の生徒ら8人が7日、仙台市宮城野区の農園を訪れ、東日本大震災の津波で海水をかぶった水田に中華料理などでよく使われる空心菜の苗約100株を植えた。
空心菜は水中の窒素などを吸収する性質があり、水質浄化を兼ね水耕栽培されることが多い。同校は2004年から空心菜を使った水質浄化活動に取り組んでおり、空心菜が塩分も吸収することを実験で確認。被災農地の除塩支援を申し出た。
実験は昨年6月、仙台の同じ農園で実施。12株の苗を植え、2カ月後に計約25グラムの塩を吸収していたという。
この日は強い雨の中、生徒たちが雨がっぱを着込み、泥だらけになって作業。水田に直接植え付けたほか、一部は水耕栽培するため容器に入れて水に浮かべた。
参加した3年生の前田宗也君(17)は「空心菜が塩分を吸収して、農家の役に立てばうれしい」とはにかんだ。
出典:岐阜新聞
空心菜は水中の窒素などを吸収する性質があり、水質浄化を兼ね水耕栽培されることが多い。同校は2004年から空心菜を使った水質浄化活動に取り組んでおり、空心菜が塩分も吸収することを実験で確認。被災農地の除塩支援を申し出た。
実験は昨年6月、仙台の同じ農園で実施。12株の苗を植え、2カ月後に計約25グラムの塩を吸収していたという。
この日は強い雨の中、生徒たちが雨がっぱを着込み、泥だらけになって作業。水田に直接植え付けたほか、一部は水耕栽培するため容器に入れて水に浮かべた。
参加した3年生の前田宗也君(17)は「空心菜が塩分を吸収して、農家の役に立てばうれしい」とはにかんだ。
出典:岐阜新聞
野生獣による農作物被害防止対策で、県農業試験場(須坂市)は、多獣種に対応できる電気柵を開発した。段違い平行棒のように高さの異なる柵を並列した二重構造で、大型獣の飛び越えや、中型獣のくぐり抜けをガードする。大町市内の農地で2カ年にわたって実証実験を行い、ニホンジカとイノシシ、中型獣の代表格ハクビシンなどの侵入防止効果を確認した。
とりわけ高い学習・運動能力を持つ猿は「継続調査が必要」というが、その他の獣対策としてはほぼ実用レベルに達したとしている。
企画経営部の菅沢勉・主任研究員=県畜産試験場駐在=によると、実証実験は2010年度から開始。トウモロコシなどの好物をあえて作付けした畑を既存製品をベースとした二重柵で囲い込み、カメラを置いて効果を調べた。
電線の本数や柵の間隔を変えたりと改良を重ね、上図の形にしたところ、1年にわたって侵入を防げたという。最下部の電線は、草刈りの作業性を考慮して高さ15~20センチに設定。通常の電気柵であればくぐり抜けられる可能性があるが、二重化すると電線に触れる確率が高まるという。
同所では猿に対する効果も認められたものの、「違う群れに対応できるかを検証する必要がある」と同試験場。今年度から安曇野市穂高など3カ所で同様の実験をし、確実な効果を導きたい考えだ。
資材代(電源装置除く)は1メートル当たり約650円。単列で4~5本の電線を張る通常の鹿除け用電気柵は同500~800円といい、「コスト的にも変わらない」。ホームセンターなどで手に入る材料を使い、農家自身が組み立てられることもコンセプトに掲げたという。
県林務部によると、10年度の獣種別農林業被害額は鹿が約5億4300万円、イノシシが約2億600万円、ハクビシンが約5900万円。中型獣も増加傾向にあり、「多くの集落が複数の獣害に遭っている」(同試験場)のが実情だ。
菅沢主任研究員は「野生獣対策では集落全体を柵で囲うことが有効だが、観光地や別荘地が混在するなどして囲い込めないケースもある。こうした場所の農地を中心に普及させたい」と話している。
今夏中にも県畜試(塩尻市片丘)に施工展示する。柵の問い合わせは、畜試・野生鳥獣害研究担当へ。
出典:長野日報
とりわけ高い学習・運動能力を持つ猿は「継続調査が必要」というが、その他の獣対策としてはほぼ実用レベルに達したとしている。
企画経営部の菅沢勉・主任研究員=県畜産試験場駐在=によると、実証実験は2010年度から開始。トウモロコシなどの好物をあえて作付けした畑を既存製品をベースとした二重柵で囲い込み、カメラを置いて効果を調べた。
電線の本数や柵の間隔を変えたりと改良を重ね、上図の形にしたところ、1年にわたって侵入を防げたという。最下部の電線は、草刈りの作業性を考慮して高さ15~20センチに設定。通常の電気柵であればくぐり抜けられる可能性があるが、二重化すると電線に触れる確率が高まるという。
同所では猿に対する効果も認められたものの、「違う群れに対応できるかを検証する必要がある」と同試験場。今年度から安曇野市穂高など3カ所で同様の実験をし、確実な効果を導きたい考えだ。
資材代(電源装置除く)は1メートル当たり約650円。単列で4~5本の電線を張る通常の鹿除け用電気柵は同500~800円といい、「コスト的にも変わらない」。ホームセンターなどで手に入る材料を使い、農家自身が組み立てられることもコンセプトに掲げたという。
県林務部によると、10年度の獣種別農林業被害額は鹿が約5億4300万円、イノシシが約2億600万円、ハクビシンが約5900万円。中型獣も増加傾向にあり、「多くの集落が複数の獣害に遭っている」(同試験場)のが実情だ。
菅沢主任研究員は「野生獣対策では集落全体を柵で囲うことが有効だが、観光地や別荘地が混在するなどして囲い込めないケースもある。こうした場所の農地を中心に普及させたい」と話している。
今夏中にも県畜試(塩尻市片丘)に施工展示する。柵の問い合わせは、畜試・野生鳥獣害研究担当へ。
出典:長野日報
岡山大の研究者が高校生に研究内容を話し、科学に関心を持ってもらう「おかやまサイエンス・トーク」が6日、岡山市北区高松原古才の高松農業高で開かれた。
同大大学院環境生命科学研究科の博士課程1年牧野友哉さん(24)と同研究科特任助教の本田恭子さん(30)が訪れ、大学進学を希望する同高1~3年生25人が聞いた。
砂漠化した中国の高原で植林研究に携わった牧野さんは、種類によって木の生育に差が出た調査結果から、その土地の環境に合った樹木を植えることが大切と説明。「大好きな生き物を守りたい思いから今の研究を選んだ。地球のために何ができるか皆さんも考えてほしい」と呼び掛けた。
日本の水田について研究する本田さんは「農業の担い手不足で、農家だけでは用水路やため池の管理が難しい。都市の住民の協力が必要」と指摘。兵庫県のため池で水を干して清掃する「かいぼり」が都市の住民らで行われている例を紹介した。
出典:山陽新聞
同大大学院環境生命科学研究科の博士課程1年牧野友哉さん(24)と同研究科特任助教の本田恭子さん(30)が訪れ、大学進学を希望する同高1~3年生25人が聞いた。
砂漠化した中国の高原で植林研究に携わった牧野さんは、種類によって木の生育に差が出た調査結果から、その土地の環境に合った樹木を植えることが大切と説明。「大好きな生き物を守りたい思いから今の研究を選んだ。地球のために何ができるか皆さんも考えてほしい」と呼び掛けた。
日本の水田について研究する本田さんは「農業の担い手不足で、農家だけでは用水路やため池の管理が難しい。都市の住民の協力が必要」と指摘。兵庫県のため池で水を干して清掃する「かいぼり」が都市の住民らで行われている例を紹介した。
出典:山陽新聞