兵庫県立農業高校の定時制の生徒による「校内生活体験発表大会」が11日、加古川市平岡町新在家の加古川総合文化センターで開かれた。1~4年生の代表計15人が、家族との不和や不登校などの困難を乗り越えた経験や、東日本大震災の復興支援活動について自らの言葉で語った。
生徒が自らの経験を人前で発表することで、表現力を磨くとともに、自信をつけさせようと、同校が毎年開いている。
最優秀賞を獲得した3年入江雅璃奈さん(18)は「であい」と題し、中学3年の時に、いじめや転校が重なって不登校に陥っていた状態から、担任の先生の手助けで抜け出したことや、高校進学後は担任の先生と相談しながら信頼関係を築いた経験を発表。「今は就職しないといけないけれど、いつか大学に行って学校の先生になりたい」と締めくくった。
2位になった2年内田洸太君(16)は、2度にわたって東日本大震災の復興支援活動で宮城県を訪ねた体験を発表。「ボランティアをして自分の中に積極性が生まれた。人の役に立ちたい、人のために働きたいという思いを、今後も持ち続けたい」と力強く語った。
入江さんと内田君は、9月にある体験発表の東播・淡路大会に駒を進める。
出典:神戸新聞