今日は、昨年度末に読了して年内にはブログに書きますと宣言しておきながらいろいろあってブログに落とし込めなかった「オープンダイアローグとは何か」を書きます。
さてこのオープンダイアローグですが、特別なものではありません。ときに「急性期精神病における開かれた対話によるアプローチ」ということで、主たる治療対象は発症初期の精神病とされています。
本書に出てくるセイックラ教授の話によると、様々な病気に対応が可能ということです。統合失調症をはじめ、うつ・PTSD・DVなどにも使えるそうです。薬物依存も「時間はかかるが不可能ではない」とのこと。
繰り返し強調されているのは、技法や治療プログラムなどではなく哲学や考え方であることだそうです。
○大まかな流れを説明します。
まず、患者もしくは家族から電話が入ります。
すると、24時間以内に治療チームが組まれて初回ミーティングが開かれます。
チームのメンバーは患者本人にかかわる重要人物なら誰でもいいそうで、主に家族・親戚・医師・看護師・心理士など本人に関わりが深い人だそうです。
そもそも源流は家族療法で、中核を担うのは家族ということになります。
対象は、最重度の統合失調症を含む多様なケースです。そこでなされるのは、文字通り「開かれた対話」です。
これは、急性期が去るまで続きます。
○本人なしでは何も決めない
日本と違い、本人のいないスタッフだけのミーティングはしません。
では、その対話の詳しい進め方について次回説明します。
では

