今年の目標という事で、学習するものを4つほど絞り込みました。
①オープンダイアローグ
②グリーフケア
③IPS(個別就労支援プログラム)
④アドラー心理学
今回の本はこのうち②のグリーフケア関連書籍になります。
死生学というこの本は、全5冊シリーズになっています。そのうちこの1冊目は、死生学とは何かというサブタイトルが付いていました。
では、早速この本の紹介に参ります。
私たちの暮らすこの国日本、そこでの死生学の始まりは1970年代に遡るそうですね。
もともとはイギリスで発祥した死生学という学問、イギリスでは67年にキューブラー・ロスという女性の精神科医が考え出し、日本にも急速に広まってきたという歴史があります。キューブラー・ロスは、福祉関係者なら誰でも知っていると言ってもいいほどの有名人ですね。
84年には、淀川キリスト病院に日本最初のホスピスが設立されました。そこの現場で問題となったのは、病院で死にゆく人々に対してケアする術を知らないという近代医療の重大な欠陥が露呈してきた、ということです。
その後は歴史的な経緯がずらずらと並べられていて、死生学が求められる背景には「生きがいの喪失感」や「心理的欠乏感の蔓延」も作用していると思われる、と著者は述べていました。
「死生」とか「生死」という表現は、様々な意味で死と生が表裏一体である事を示しています。法律上も、死人に人権はありませんので、「いのちの尊厳」とは死によって決定的に失われてしまう、生のはかりしれない大切さやかけがえのなさを指すものです。
続きは夜にまた書きます。では、アドラー心理学のワークショップに行ってきます。



今回ご紹介したのは以下の本です。死生学1 死生学とは何か/東京大学出版会

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