とうとうゼッツも早いもんであと1話で最終回となってしまったようではないか……
これもナイトメアの仕業か?
はてさて、そんな話は置いておいて本題に戻ろう。
前回、自分の意思で消えることを選択し、自分ごとオブリビオンを排除することに成功したねむちゃん。残された仲間たちはどう行動するのか……?
今回の話の内容を要約すると、「皆んなでねむちゃんを取り戻すぞ。おら、莫、一人で突っ走んなよ。」である。
うん、ありきたりな展開ではあるが、何かと一人でイケイケドンドンになりがちな主人公・莫が一人でねむちゃんを救うのではなく、そこに美浪ちゃん達も駆けつけて一緒にねむちゃんを取り戻すという構図は非常によかった。
同じ脚本家さんの某医者ライダーで、絶版おじさんに初期ライダー4人で挑むという最終回の構図を想起させた。
仮面ライダーというのは、その原点からして「孤独なヒーロー」というイメージがつきがちだが、そのヒーローを支える仲間がいるというのは忘れてはいけないだろう。ヒーローが辛い時、誰が助けるのか?これはヒロアカでも問われていたことだ。その答えをゼッツで垣間見ることができた気がする。
そして、今回のハイライトとしてあげなければいけないのは、ザ・レディの最期だろう……
下手したら全国のちびっ子たちに一生のトラウマを植え付けたかもしれない、そんな見事な演技をしたザ・レディ役の美村里江氏には称賛しかない。
ねむを失ったから、新しいねむを作っちゃえというアンパンマンの頭的な発想に至っていたザ・レディさんであったが、莫ちゃんに諭され、最後に母としての一面を見せるのは、とてもよかった。
ただ、一つこのシーンで残念だったのは、胡蝶しのぶ、失礼、ファントムゴアナイトメアの退場の仕方だ。ファントムをどう片付けるのかここ最近色々考えを巡らせていたが、まさかムスカのごとく、目潰しに終わるのはちょっと肩透かしを食らった。ゼッツちゃん、最初からそれをやればよかったのでは?となってしまうものの、それをいちいち指摘するのは野暮だろう(じゃあ指摘するな)
兎にも角にも、しのぶさん以外で早見沙織氏の「クソ」というワードを聴けただけで及第点をあげたい
そして、最後は、ねむと一緒に復活しちゃったうずまきナルト、失礼、オブリビオンとの最終決戦。「世界か、ねむか」でねむを選んだなと嘲笑うオブリビオンに、俺は世界もねむも救うと返すザ・主人公な莫ちゃん(こういう王道展開好きですよ)
ジーク、ノクスも参戦するよ、さぁどうなる最終回。
の前に、オブリビオンとの決戦に向かう莫ちゃんに一つツッコミを。兄を送り出す美浪に永遠の別れを示唆する莫お兄ちゃん。
観ていて「それはないだろ」と思わず呟いてしまった。オルデルム回のエピソードはなんだったんだよって話だ。
「私を1人にしないでよ、ふざけるな。」くらい美浪は文句を言っても良い。それを堪えて莫を送り出す美浪はひたすら切なかった。ねむちゃんにお熱になっている間に、たった1人の家族のことはどうでもよくなったのか?
「必ず帰ってくる。」 お前の返答はそれしかないだろ、莫お兄ちゃんよ……
世界かねむかでどっちも救うと宣言したのに、妹はその対象から外れてしまうのだろうか。最終回に注目したい。