意見を変えるシリーズをちょっと
だけ中断して、この世に生を受けた
日の記念に読んでいる人たちに
伝えたいことがあります。
自省の意も込めて。
あと一ヶ月半ほどで今年も終わりですね。
ぼちぼちクリスマスムードになって
きました。
楽しい一年だったという人もいれば
苦しい一年だった人もいるでしょう。
どんな一年であれ
振り返ることには価値がありますね。
「振り返らずに突っ走るぜ!」
という人もいるでしょう。
その一方で、正しいという字は
「一・止」と書く。
止まることで、突っ走ることより
多くのことを得られるときもあります。
いや、突っ走ることで失ってしまう
何かがある。
今からでも取り戻せるものが
あるならば、今気づいた方がいい。
読者の方々の中には
たくさん仕事をしている人もいれば
そうでもない人もいるでしょう。
また、これから仕事をするという人
もいるかもしれない。
読んでいる全員に次のことを覚えて
おいてほしい。
「仕事をするということは
他のことを休むということ」だと。
成人の人生をグループ分けすると
仕事、家族、自分の3つのグループに
分かれるんじゃないかと思います。
仕事=公的なこと
それによって収入を得ること
家族=公的なことと私的なことの
半々、親戚も含む
自分=私的なこと、趣味、友達
やりたいことをやること
もちろん、仕事をしていない人も
いれば、家族がいない人もいます。
その場合は「仕事だと思っている
こと」と「家族だと思っている人」
で当てはめる。
キャリアアップの資格をとるために
勉強することは仕事のグループに
入るでしょう。
また、将来結婚することを考えて
いる人とのことは自分のグループと
いうよりも家族のグループに入りますね。
これらのバランスがどうなっているか。
そのことについて本気で考えてほしい。
そして今やっていることや
よくやることが3つのグループのうち
どれに入るのかをしっかりと仕分け
してほしい。
混じることもあるだろうけど。
仕事ばっかりが頭デッカチで
家族や自分のことは超大型連休を
とっているような状態になって
いないだろうか?
家族や自分のカテゴリーから
得るべきものを仕事で補っている
ような状態になっていないだろうか?
やりたいことは仕事の範疇で
しかも周りの人はみんな仕事関係に
なっていないだろうか?
全く利害関係のない友達とは疎遠に
なっていないだろうか?
家族に当たり散らしたり
素っ気ない態度をとっていないだろうか?
重要なことは、考えている時間も
そのことを行っている時間と同様と
いうことです。
家族との時間を過ごしているのに
仕事のことを考えていたら
それは仕事をしているということです。
人生において何が大切なのか?
生きている間に、大切なものが増えていく。
「愛は一つ」なんて言う人もいますが
そんなのは大嘘です。
大切なものは
ありすぎるくらいにある。
「仕事と私、どっちをとるの!?」
昔のドラマなどでよく聞いたセリフ
ですが、質問自体がナンセンスです。
脳を撃ち抜かれるのがいいか
心臓を突き刺されるのがいいかなんて
誰にも決められるわけありません。
どちらも必要だし
得られるものが違うのだから。
自分を豊かにしてくれるもの
自分が生きるために必要な何かを
提供してくれるもの
欲を満たしてくれるもの
守るべきもの
誇りや名誉を持たせてくれるもの
生きる意味や価値を与えてくれるもの
無条件で慈しめるものがあると
信じさせてくれるもの…
身体が機能するのに
脳も心臓も肝臓も腎臓も肺も
骨も筋肉も神経も血液も脳脊髄液も
リンパ節も毛穴も必要なように
たくさんのものが人生には
必要で大切。
とするならば、愛を具体的にして
いくと、どんなものがあるだろうか?
仕事への愛。
公的にやっていることへの愛
取引先への愛、お客様への愛
会社への愛、同僚への愛
ビジネスパートナーへの愛…
家族への愛。
配偶者への愛、子供への愛
父母への愛、親代わりの人への愛
兄弟への愛、祖父母への愛
親戚への愛、ペットへの愛…
自分への愛。
趣味への愛、友達への愛
恋人への愛、利害を超えたことへの愛
自分自身の身体への愛…
これらのうちのどれを最も充実
させたいのか、優先順位を
つけられるなら整理するとよいと
思います。
順位をつけられるなら、ね。
そして、周りの人たちにも伝えましょう。
「大切なことはたくさんあるけれど
これが一番大切なんだ」と。
それぞれのグループの中で
特に大切な人がいますね。
その人たちとの時間をさらに
良いものにしてほしい。
失う前に。
次のことをやってみてください。
…その人をイメージの中で
棺桶に入れるのです。
もう笑うことはない真っ白な
その人の顔、悲しみを彩る花々
参列者のすすり泣く声
厳粛でしめやかな雰囲気…
生きている間に
言うべきことはなかっただろうか?
その人のためにやっておけば
よかったと後悔することは?
謝るべきことは?
感謝すべきことは?
大好きだと、愛してるとたった一言
伝えることをしてきただろうか?
言うべきことがあるなら
いま伝えてほしい。
その人が生きているなら
まだ間に合うから。
それで何かを得ようなんて
思っちゃいけない。
ただ、伝えてほしい。
思ったようなリアクションじゃない
かもしれないけど。
もし健康状態が悪かったり
今までうまくいっていたことが
うまくいっていないなら
そのまま頑張るのを一旦休んでみる
ことを強く推奨します。
休む時間なんてないって言う人も
いるでしょう。
人生の他のことを休みながら。
特に、健康を気にしてほしい。
それは、人生を省みてくれ
という兆候なのかもしれない。
身体は、理由なく悪くなったりは
しないのだから。
身体は自分を裏切らない。
裏切るのはいつも、心なんだから。
何だか「海坊主、何かあったか?」
と思わせるような文章でしたね笑
実際、この一年本当にいろいろな
ことがありました。
振り返ってみれば
素晴らしい人たちに出逢えたし
素晴らしいこともありました。
素晴らしくはなかったけれど
貴重な学びを得る経験もできたし
素晴らしく大切なことに
気づくことができました。
幸運なことに、毎日たくさんの
小さな光を集めて続けています。
よく目を凝らして見てみれば
私の周りには集めきれないほどの
小さな光に満ちていました。
視力が上がったのかな?笑
世界では
パリの事件など様々なことが
起こっているようだし
私が知らない痛ましいことも
少なからず起こっているのでしょう。
残念なことに
それらの一つ一つについてよく調べ
深く考え、亡くなった方々一人一人に
哀悼を捧げるほど、私は調査力や
想像力が豊かではありませんし
情が豊かでもありません。
思うことも多々ありますが
哀悼を捧げたり、何か発言したり
デモをしたり、テロを非難したり
レジスタントを擁護したり
力あるものが力なきものを
平和の美名の下に抑圧し都合の
いいように利用する野蛮さや
追い詰められたものに残された
反抗の手段が暴力しかない世界の
未発達さを嘆く代わりに
自分ができる最大限の仕事をします。
それがこの世界の誰かにきっと
役に立つと信じて。
愛し、笑い、学び、食べ、寝て
精一杯日常を生きます。
悲しみの歴史に埋もれた屍の上で。
今年私に起こったすべてのことに
今年出逢ってくれたすべての人に
この世界に生んでくれた親に
家族に、友達に、スタッフに
取引先に、クライアントさんに
仲間たちに、先生方に、生徒さんに
今じゃなきゃ言えない感謝を。
そして、あなたに。
読んでくれてありがとう。
2015年もあとちょっと。
35歳もよくぞ生き延びた!
誕生日おめでとう、オレ!
※タイトルはロックバンドLUNA SEA
の『Thoughts』という曲の一節から
拝借しました。