首都圏では、4教科受験校がますます増えて、偏差値50以上の学校で2教科受験校は数えるほどになってしまった。
4教科・2教科選択校でも、実質的な合格者はほとんどが4教科型受験者であるとの話も聞く。
と言うわけで、理科の話である。
理科は、決して暗記科目ではない。
確かに、覚えなければならない用語・法則は多い。
しかし、丸暗記は意味がない。
理科は、理解して暗記しなければ、知識が役に立たない科目である。
例を挙げると、
先日の授業で、雲について説明した。
湯気(見えるので液体)と水蒸気(気体)の説明をしてから、「雲って何?」と訊いた。
なかなか「水滴」との答えに行き着かなかった。
「雲とは、空気が膨張することによって冷やされ、露点に達して水滴になったもの」である。
生徒が答えに達しなかったのは、
やかんでお湯を沸かした経験がない、
高い山に登った経験がない、からだった。
湯気と水蒸気の違いを観察したことがなかった。
高い山に登った経験があれば、登るに従って気温が下がる。
場合によっては、霧が出てきて、雲ができることも体験できる。
理科の場合、「経験は百の知識に勝る」のだ。
GW、せっかくの連休を生かして、いろいろ体験してください。
博物館、プラネタリウム(近くに青少年科学館があります)や自然公園もおすすめ。
(勝先生)
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