娘が中学合格が決まり、翌日から毎日私におねだりしてきました。

お願い いつスマホ買ってくれるの?

合格するまでは、娘の頭の中は志望校の事でいっぱいでしたが、合格した途端に頭の中はスマホ欲しいに見事に切り替わりましたえー

中学受験で第三志望校までに合格できれば、スマホを買ってあげるという約束を娘は妻としていたのです。

今までは、家族との連絡とGPS位置情報確認のためにみまもりケータイを使っていました。

これで普段の連絡は困る事がないのですが、学校や塾の同級生も徐々にスマホ保有率が上がっていて、娘もスマホを欲しがっていました。

約束なので週末にキャリアの契約に娘と量販店まで行きました。

実はどのキャリアでどのスマホにしたらコスパが高いかを年末くらいから事前にリサーチしていました。

4月から中学生になりますが、普段使いに高級なスマホは必要ないはず。

私のベストチョイスとして、UQモバイル/iPhoneの組み合わせにしました。

格安キャリアではいちばん通信品質がよく、iPhone6sなら実質0円(2年契約)でゲットできます。

親もiPhoneなので管理も楽なのです。

UQモバイルの契前の前日に私の管理者用iPhoneからファミリー共有の設定と娘のApple IDを新規で作成しました。

あとスマホを買う前に、娘に「誓約書 兼スマートフォン貸与契約書」にサインさせました。

何事も最初が肝心です。

先日、日経DUALでLinkedin日本代表の村上臣さん(元ヤフー執行役員)が息子さんと交わした契約書の話があり、好評なので一般にも公開されているという記事を読んでいました。

この契約書がよくできているんですよ。

スマホの使用目的、利用時間、利用場所、アプリの制限、SNS利用時の注意点など子供がスマホを利用する時の基準が網羅的に抑えられています。

さすが村上さん、SNSのプロです。

娘に契約書を見せながら、娘からの要望を取り入れて、利用時間や利用場所について少しカスタマイズしました。

そして、甲(私)乙(娘)でお互い契約書にサインして、一通ずつ保管しました。

照れ どこの家もスマホ渡す時に契約書にサインしてるの?

真顔 もちろんだよ。ハイレベルな家庭はだいたいやってる!(アドリブのでまかせです。)

キョロキョロ だってウチはぜんぜんハイレベルじゃないじゃん。でもこれでスマホが使えるならまあいいか。

お願い ところでこの契約書はお父さんが作ったの?

真顔 いや、他の人が作成されたのを使わせてもらってる。

お願い 自分でオリジナル作らないとダメじゃん。

真顔 Don’t reinvent the wheel. ということわざあるでしょ。日本語で言うとTTP。

お願い TTPって何?

ウインク 徹底的にパクれ だよ。既にあるものは有効活用しようと言う事だね。

そんなこんなで、娘はスマホを使い始めました。

Apple IDでファミリー設定にすると便利なのが、契約書の内容(Terms & Conditions)とスマホ設定の同期を取る事ができるのです。

スマホの利用時間帯や1日のアプリ別の利用時間の上限を設定することができます。

村上さんが作成された契約書は下記の記事からダウンロードできます。

スマホをこれからお子さんに貸与される親御さんは是非ご活用されてはいかがでしょうか。

元ヤフー執行役員・村上臣がお子さんに渡した「誓約書兼スマートフォン貸与契約書」がガチだった